時を越えた師弟関係

上司部下というのは、文字通り上下という関係で、あまり好きではないが
組織で働く以上、どうしてもそうなる一面もある。
フラットな人間関係はもちろん大切であるが、教えていただく、指示を乞う、組織と束ねる、ひっぱっていく・・・には必要な人間関係である。

自分も会社員時代には、よき上司と素晴らしき後輩に恵まれてきた。単に先に入社したというだけでは、上司ではない。上司には上司というだけの役割、自覚も必要で、部下からもそのように理解されていなければ、いけない。
先輩と上司は明らかに違う。

それはさておき、20年ぶりに、私が若き頃にお世話になった企業とご縁が巡り、その当時の部下、後輩との交流が再会し、何ケ月かが経過。
その関係者が集い、その何か月かで感じたことを意見交換する機会があった。

元部下のひとりが、20年前の私とのやりとりを思い出し、とても懐かしく、初心に帰ったという発言をしてくれたときに、胸が熱くなるものがあった。
一度は会社をやめていった先輩に、そんなことを言ってくれるとは・・。
実際、彼とは20年間、人間関係は切れていなかった。その上で、再び
仕事を一緒にすることになった。20年の間のやりとりもあっての今日という
わけだ。とにかく、長き時を越え、心新たに、いい関係を再開できることに
この上なき歓びを感じる。

私は、ほんとうによき上司にはもちろんのこと、素晴らしい後輩に恵まれてきたのだと思い、なんともいえない、気持ちになってきた。

これからも、何があっても手をさしのべ、寄り添い、一緒にがんばっていこうと思った次第。20年の時を経ても、信頼しあえる関係はとても素敵だ。

と書いていたら、お世話になってきた当時の上司たちにも、このことを報告しておかなくちゃと思えてきた。

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神さまの贈り物、ひと匙の梅ジャム

朝に欠かせないものは、人それぞれだ。私の場合は寝起きの一口アイスに始まって、私流のブレックファーストがある。心も体も、そして頭もすぐスッキリ目覚めるように自分の生活習慣や体質に合うものをいただく。

最近、とてもありがたいのが、長崎のかくれキリシタンや、遠藤周作の作品で知られる外海で、明治時代に地域に活躍されたド ロ神父が遺した旧救助院で、活動をされているシスターからいただいた梅ジャムだ。

なんとシスターの手作りだ。貴重なひと瓶をいただき、1日おきぐらいに、スプーンにちょっとだけ載せてちびりいただく。

梅は酸っぱいから朝いただくと、食欲も湧いていいわよ。

と言って先日くださった。

世界遺産に登録が決まって忙しい日々の合間に、ご自身でドライフルーツやジャムを作っておられる。自給自足をされている。

貴重なジャムを口に入れる瞬間、外海の景色や志津教会やそして笑顔のシスターの顔が浮かぶ。今日はどんな朝をお迎えかな、あっちのお天気はどうかな。

一口のジャムで幸せな朝が始まる。今日もどうぞお元気にいてください。

このジャムはお店で買うものと違って、値段もなく、その時しか作れない味。

神さまに仕えるシスターの愛が入っている特別なもの。なくならないように、丁寧に丁寧にいただく。

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リニアの工事が始まって・・

名古屋の中心街は、今は間違いなく「名駅」だ。昔は、栄という中心街がまさに栄えていたが、最近では老舗デパートの閉店もあり、駅前の発展パワーに押されている。
とくに土日や夏休みなどの名駅は、かなりの混雑ぶりで、週末はなるべく避けたいエリアだ。
そんななか、駅前ではいろんな工事が始まっている。

水道管の入れ替えを行っている場所が何か所か、そして、最近ではリニアモーターカーの駅の新設工事も始まっている。
このあたりが、あのリニアの駅になるのか~。ますます名古屋の駅前エリアが広がる、人が集まることが予測できる。
それにともない、ホテルも増えるようだし、ショッピングモールもできるようで、オリンピック後の景気が心配される東京とは違い、その先に向かって名古屋は動いている。

それにしても、うちのすぐ近所をリニアが通るとは、、。
もう東京も通勤可能となる。
凄い。
しかし、狭いニッポン、そんなに急いでどこへ行く。
もうこれ以上、バタバタしないために名古屋に拠点を据えたのに、活動が加速しそうだ。

オリンピックの先。ここを見ている方がいい。オリンピックは束の間の経済イベントである。常にその先を見て、流されないようにしておきたい。

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真面目に頑張る芸人さんを応援

幼児期からずっと吉本新喜劇を見て育ってきた。
お笑いは、その頃から肌身に沁み込み、笑いがいかに人生を支えてくれるかは
吉本や松竹が教えてくれたと言っても過言ではない。どんなことがあっても、人を笑わせるために一心不乱にがんばっている芸人さんは、本当に偉いと思ってきた。
三枚目の役をする人ほど、よく考えて演じており、ご本人自身とは
違う。大人になると、単に面白いではなく、それを演じる芸人の生き方が
気になり、高齢になってもひたすら演じ続ける芸人さんを見守り、懐かしんで
きた。

最近、こちらの業界、いろいろ問題視されているが、真面目に取り組んでいる芸人さんたちは、
そんなことに右往左往するのではなく、それでも今日来てくれている、足を運んでくれているお客さんにどう楽しんでもらうか、笑ってもらうかしか考えて
いないのではと思う。
真面目にがんばる芸人さんを、お客である私たちは好きなのだ。

業界の裏話やいろいろあれど、私にとっては、それでも眼の前に向かう
一生懸命に演じ続ける芸人さんを、ただただ応援したい。

きっと劇場に足を運ぶ、テレビを観るお客さんも同じだろう。
だからこそ、

真面目にがんばる芸人さんたちが、より元気にがんばれる環境づくりを
企業は考えてほしい。経営側も考えてほしい。

業界。これっていったい?
いろいろ思うことがあるけれど、真面目が一番。そしてお客様あってこその
仕事。

これって、芸人も私たちも同じだ。

これを書きながら思い出したことがある。

もう25年以上前のこと。
出張の移動中。どうやら新幹線の中に名刺入れか、何かを置き忘れたようだった。その2~3日後、会社に宅急便が届いた。
吉本興業の経理か総務の社員さんからだった。忘れ物を拾って、わざわざ見知らぬ私に送ってくださったのだ。今となっては、記憶が定かではないが、すぐお礼の電話をしたような・・・。とても気さくな対応をしていただいたことを思い出した。
こんな優しい人がいる会社なんだと思った。そうそう、それが私のよしもと。
どうぞ、初心忘れず、いつまでもお客様ファーストで、世の中を笑いで明るく包み込むそんなリーディングカンパニーでいてほしい。

あの経理の方、今も現役かしら?

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わが歌詞が、素敵な書になる歓び。

6月末に生まれたわが最新作「これまでも、これからもありがとう」の歌詞を、
創立20周年を迎えたお祝いに贈ろうと思い、友人であり、魚沼で活動する書家、こうすいさんに書いていただくことにした。

メールで歌詞を送ると、すぐ彼女から「絵も入れていいですか?」と提案があり、それも面白いとお任せする。忙しい合間をぬって、下書きも途中で送っていただいて、そしてやっとできたと連絡が入る。

なんともあったかい、やさしい作品だ。

書家であり、墨絵もかかれる。

文字だけよりも、なんともイメージしやすく、飾ってもよりおしゃれでとてもいい。

これを福祉施設に送り、飾っていただく。歌のお祝いの締めとする。

書家本人のキャラクターもそこに参加しており、微笑ましい限りだ。

歌詞が歌になって、よりドラマチックになる。

歌詞が書になって、よりビジュアルになる。

言葉は耳で聴くだけでなく、文字として読むこともできる。
聴覚と視覚両方で見て、心で味わえる。

言葉に命が吹き込まれた感じがする。

これまでも これからも ありがとう。

この言葉を胸に、感謝の気持ちを込めてお祝いしたい。



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途中下車歓迎のまんなか駅!

名古屋に拠点を移し、かれこれ2年。
おかげさまで、東京拠点では味わえない経験をいろいろさせてもらっている。
東京にいると、関西以西にいる人となかなか会えない。
関西にいると、東京にいる人となかなか会えない。
ところが、名古屋というところは、
東京の人も、関西の人も、気軽に
「途中下車」してくれる。
待っていたら、どちらの人も気軽に新幹線を下りてくださるのだ。

「ほんなら、東京行くときに名古屋でおりますわ」
「東京から京都帰るときに、名古屋に寄るので、名駅で打ち合わせしよ」

と、そんな人が最近増えている。
そして、一度途中下車されると、
「ほんとうに、名古屋と京都は近いなあ」
といって、今度は途中下車でなく、わざわざ来てくださる。
まさに、京都と名古屋は、新幹線での隣町なのだ。

名古屋駅で打ち合わせのために、新幹線を下りてくださる方のために
駅前のカフェや喫茶店探しも最近の課題だ。
どうせなら、名古屋らしいモーニングでも楽しんでもらえる、そんな
店を・・と探し、約束の時間より早く行って席をとる。
実際、名古屋駅の喫茶店は混雑し、90分までという制限を設けている
ところもあり、長時間の打ち合わせのときは、店のしごをすることもある。

名古屋で途中下車。
新幹線駅はそれぞれ目的地であるような印象があるけれど、
名古屋だけは、途中下車するに値する、そんな町。

打ち合わせを終えて、新幹線の改札でお客さんを送る。
「今度は、東京で」「次は京都で」
西へ東へ向かう人を送るのも、なかなか味がある。

そんなこんなで、途中下車してもらえる、名古屋の地の利を改めて実感している。

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独奏曲か?協奏曲か。

 音楽の魅力のひとつは、その演奏者やその演奏スタイル・形式から、さまざまな人生を学ぶことができるという点。

たとえば、独奏曲。いわゆるソロ演奏。ピアノ、チェロ、バイオリン、またアカペラも無伴奏の独唱なので、そこに含まれるだろう。
ひとりで演奏する。誰も自分を導いてくれない。自分で導きながら、同時に自分の世界を表現していく。すべての注目が自分だけに集中するという緊張。自分にその作品の表現、世界の創造は任されている。


一方、協奏曲。ピアノとバイオリン。ピアノ同士。オーケストラとピアノ。複数の楽器が呼吸を合わせて一緒に演奏する。デュオ、トリオ、カルテットなど少人数の場合は、それぞれが個々に目を合わせ、心を通わせながら、一緒にひとつの世界を作り上げる。一緒にという共同作業は音色を重層的に、深みあるものにしてくれるので、その重なりが何とも素晴らしい。ハーモニーは、コミュニケーションが育むすばらしさを教えてくれる。協奏曲の魅力はまさに調和だ。

交響曲となると、オーケストラ。管楽器、弦楽器、打楽器それぞれ、金属から木製まで素材もカタチもさまざまな楽器でそれぞれが違う音色を出し、大きな重層的な響きを作り上げる。ここでは指揮者の役割が重要になる。
大勢の演奏家たちが、呼吸を合わせ、お互いの音色を聴きながら自分の役割を発揮している様は、感動のコミュニティを思わせる。

楽曲と演奏者。いろんな組み合わせがあるが、自分はどれが適しているか?

多分、独奏曲だろう。でも、ときに協奏曲も良い。

音楽を聴きながら、演奏者の表現を聴きながら、自分の生き方に置き換えてみるのも面白い。

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とことんやりぬく、やり切る

毎日取り組む課題がある、しなければならないことがたくさんある。
これはとてもありがたいことだ。
でも、忙しいという言葉は、心を亡くすと書くので、あまり好きではない。
やることが多くとも、ひとつひとつに心を込めて取り組みたい。

そして、いただいた課題にはとことん全力で取り組みたいと思う。
ここでいただく課題とは、お客様からいただくこともあれば、自分の中から
湧いてくるものもあるが、取り組むべき課題があるというのは幸せなことだ。
その課題に真剣に取り組むことで、成果もあがるし、やりがいも出てくる。

たとえば、仕事でコンペがあるとしたら、これは仕事をとるための仕事だから、
相手がいる仕事だから、負けるわけにはいかない。
だから、どんな細部でもやり残したことがあってはいけない。
どこから見直しても、考え抜いた、やり切った。言い切った、書ききった・・・。と言い切れる仕事にしたいと思う。おのずと結果は出る。そのときに後悔だけはしないようにしておきたい。

おかげさまで長い時間一人で仕事をしてきたせいか、自営業で生きてきたせいか、そのあたりは自分に厳しくするようにできているようだ。
手を抜いたら負け。自分への負け。やるしかない。やれば前に進める。
自分との闘いは自分を成長させる。

今日も明日もとことんやりきったら、やりぬいたら、人生は思う方向へおのずと
進むのだと思う。
最近、改めてそんなことを、より意識して生きたいと思い始めている。


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東京MOSごと美術館2019開幕!

念願の障がい者アート展が今日から都内ではじまる。
今回は新潟の障がい者の方が創作された作品を、東京の一部店舗で展示する。
その搬入に立ち会い、会場づくりに関わった。

障がい者の方の素晴らしい作品が都内10店で合計50点鑑賞できる、MOSのお店ごとに違った作品が楽しめる、新しいアート空間の誕生。新たなコミュニケーション、ふれあいの場が生まれるように願いを込めて企画。

それぞれのお店の雰囲気、特徴に合わせ、展示作品も設置方法も変化に富み、店ごとに楽しいアート体験ができる。
2020年に向けての東京開催第一弾!
ここから楽しい対話が、笑顔のコミュニケーションが生まれることを心から願っている。これまでの新潟、東京での出会いから、生まれたこの取り組み。
これが実現するために、何年の月日が?と思い出すと懐かしくもある。
今回、東京のお店で新たなコミュニケーションがたくさん生まれ、愛の花がたくさん咲いてくれることを祈っている。
今回も貴重なありがたい経験をさせていただいた。すべての関係者に心から感謝を込めて・・・。

さあ、これから来年に向けてスタートだ。
オリンピックまであと1年のいい節目の朝となった。

MOSごと美術館の詳細はこちらです。

https://www.mos.co.jp/company/pr_pdf/pr_190710_1.pdf

写真は設営時の写真の一部です。

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贈るものも、いただくものも、大切に。

この時期は、もののやりとりが多くなる。お中元の季節だからといって、儀礼的に、義務的にではなく、お世話になっている方へ感謝を込めて、その人のことを思い浮かべ、喜んでもらえるようにしたい。
今はカタログから選べる便利な時代。子供の頃に比べたら、限りなく選択肢が広がっているが、できればそこに載っていないものを探すようにしたい。掲載されているものは、誰からでもいただく可能性があるから。
今年、選んだ商品でよかったと思うもののひとつは、岐阜の手作りうちわ。
手作りの珍しい工芸品も(もちろん贈る相手によるが)、とても良い。
また、職人さんにも「こういう人にあげようと思います」と伝えると、より丁寧にラッピングしてくれる。
食べるものだけでなく、季節を快適に過ごしてもらえる道具もギフトに適している。まるで、旅行をしているような、そこに来て涼んでいるような気持ちになっていただけたらと思う。

今年の夏も、新潟の白根というところから、桃が届く。送り主の地元の名産だ。
ああ、新潟のこの季節の味だ。と、心からうれしくなる。
みるたび、ひとつ手にもつ、皮をむく、口に入れる、味わう。そのたびに、贈ってくださる夫妻の顔が浮かび、感謝の気持ちが生まれる。
今回は、それを出張にまで持参し、旅先のホテルでもそんな気持ちで朝、いただく。なんだかずっと贈り主と一緒にいるような感じがしてくる。

ギフトは、まず心。高価であるとか、そういうことよりも、心がこもっていることが大切だ。

夏のギフトとは違うが、この度ポルトガルからスペインへ巡礼の道を旅してきた知人が、その巡礼地で旅人たちが買い求めているベレー帽とピカソのゲルニカのしおりをくれた。旅先で自分を思い出してくださるとは、光栄なこと。

一方、先日、雨の中訪ねた長崎の郊外。いつもお世話になっているシスターに差し入れをもっていったら、お返しにと持たせてくれた、シスターお手製の梅ジャム。「ちょっと酸っぱいけど、無添加だから」と渡してくださった顔を思い浮かべ、早くなくならないようにとちびちびいただいている。そのときも、いつも
シスターの顔を浮かべながら。

贈りものは季節を問わず、心が向いたときに。
大切なことは、贈るときは、相手にとってどうか?の選択。
実は選ぶことは難しい。
そして、いただくときは、その気持ちをしっかり受けとめること。

そしてお礼はいち早く。がいい。贈った人が届いたかなと心配されているから。

そんなこんなで、この季節、いろんな人の気持ちに包まれて、幸せを感じる。



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