「Essay (Word)」カテゴリーアーカイブ
「平和」と言わなくても良い社会を
お盆はもともと仏教の行事であり、さらに日本の祖先を祀る伝統的な習わしが一体となり、現代にも続いているが、それが真夏でもあり、お盆休みとして、全国隅々に定着している。日本固有の夏の歳時記である。年末年始とお盆が日本の二大休 … 続きを読む
相談できる、される幸せ。
ある仲間から、一通のメールが届く。仕事でのお困りごとの様子。そのお悩みの詳細が綴られており、まず丁寧に詳細を書いておられることに心が動いた。まるで自分に話してもらっているような感じだ。状況が理解できる。何か力になれたらと … 続きを読む
映画から学ぶ、残る仕事。
この一週間は戦後80年ということもあり、昭和をふりかえるさまざまな作品に出合う。たとえば、昭和30年代の映画。まさに自分が生まれているかどうか。日本が敗戦を乗り越え、これから成長を遂げる希望に満ちた時代。社会の変化に戸惑 … 続きを読む
やりがいのある仕事。
仕事とは有償、無償ということだけで分類できないと思っている。もちろん多くの場合は、生計を得るための活動を仕事というが、本来の仕事の意味はそれを越えていると考える。 目的のために行う活動が、私が大切にしたい仕事の定義だ。 … 続きを読む
顔を浮かべる贈り物。
福島の桃が届いた。名前は「まどか」。思わず、「まどかちゃん」と桃に話しかけたくなる。名前があると相手が人間でなくても、いのちを感じ、言葉をかけたくなる。この桃は、新潟の妹から送っていただいた。先日は新潟の白根からお世話に … 続きを読む
いのちを守る〇〇を考える週に。
このところ、被爆者の体験や、戦争の爪あとについてさまざまな情報に接する機会が多く、その一方、愚かしい世界紛争の現状にも触れ、人間と戦争の切れない歴史について、つくづく考えさせられる。世界のリーダーとは(日本も然り)、一体 … 続きを読む
祈念し、残し伝え続ける。
昨日8月9日は長崎に原爆が投下されてから80年の節目の年。雨の中、しめやかに、被爆80周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が行われた。 記念の年の、祈念式典。同じ「きねん」であるが、この「祈念」という言葉は、普段あまり使用 … 続きを読む
「長崎を最後に」の祈り。
この写真は、現在の浦上天主堂。80年前の今日、原爆で全壊し、その後人々の強い願いと協力で再建された。当時の様子を写真で見たり、旧教会の遺構の一部、被爆マリア像、アンジェラスの鐘などを見ると、その恐ろしい現実が頭に浮かび、 … 続きを読む
出会いに強い人と
その人の名前は「強」さん。いろんな「つよし」があるけれど、この漢字のお名前はこれまで一人しかお会いしていない。 その強さんに初めて出会ったのは、24年前の9月11日。そう、アメリカに向かうユナイテッド航空の機内。といって … 続きを読む
いっしょうけんめい。の応援
数年来、応援し続けている企業。「最近、社長さんが変わってきましたよ。」その企業を知る、当初紹介をしてくださった方からその変化について聞く。確かに、最近はかなりハードな課題を出しても、大変前向きで、自分でも手ごたえを感じて … 続きを読む