人それぞれ好きなスポーツ観戦があると思うが、相撲が好きだ。
土俵という限られた空間のなかで、瞬間に全力を出し切る。
「勝つ」ということだけを一心に、相手に向き合う。
好きといっても、単に見ているだけなので、専門的なことは
わからないけれど、究極の集中力を見ること、相手と戦って
いるようで、実は自分との闘いであること。
など 取り組みを見ながらそう思うのだ。
厳しい日々の稽古で、横綱を目指して、優勝を目指して
研鑚を積まれていくものだと思うが、「何が何でも!」という
気概、精神力こそが勝利への道を開くのだと思う。
今回、優勝決定戦で、再びウクライナの若者が、優勝した。
千秋楽での2回の戦い、いずれも勝った瞬間、大きな拍手を
し、歓声をあげた。とくに優勝決定戦での勝利には、
「よう、がんばったねえ。すごいすごい!」と思わず
涙があふれた。
言葉こそ少ない力士ではあるが、どんな強い思いをもって
ここまで来たのであろう。
覚悟を決めているとさえ、思える凄みを感じる。
日本ではみんなが平和に相撲を楽しんでいる。
一方、母国ではもうすぐ4年も経つ、終わらぬ戦争に
みんな怯え、疲れている・・・。
このギャップのなか、日本に出てきて相撲を取り続ける
この若者の心は・・。と想像してしまうのだ。
故郷のご家族のことを思うと、どんな気持ちで・・・。
そんなことを勝手に想像しながら、一心不乱にがんばる
若者に敬意を表する。
何でも自分との闘いだ。
全ては、自分に勝つということだ。
自分の日々の取り組みはどうだ?
まだまだ甘い、ぬるい。
自分に負けない心身をもっと鍛えたい。
相撲が好きなのは、こんなことをいつも教えて
くれるからだ。
「よっしゃ!」と言える瞬間のために、努力を続けること。
今日からでも、決して遅くない。
安青錦の故郷に、一日でも早く平和が戻りますように。
心から祈る。
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