9月の演奏活動第一弾は、地元のデイサービスでの「秋のふれあいコンサート」。
4年前から年に2~3回お邪魔しているので、もう10回ほどになる。
こちらの施設では、毎日私のCDを流していてくださっているせいか、
利用者さんにお馴染みの声、歌になっているようだ。
先週、喉の調子が思わしくなかったが、本番が近づくにつれ、緊張とともに
全身が元気モードになろう!と細胞ひとつひとつにスイッチが入った。
今回は「秋のふれあいコンサート」ということで、秋にちなんだ企画を盛り込み、
お届けする。本当は生ピアノで演奏できればもっとダイナミックな、表情豊かな
演奏もできるけれど、伴奏できるものを用意できるだけラッキーだ。何でもいい。
手持ちの楽器を担いでの出演は、出前コンサートならではである。
そんなこんなで、約45分。トークと歌と演奏で利用者さんとの時間を過ごした。
声が途中でおかしくならないように、と体の声を聴きながら、話し、歌い進める。
気が付けば15曲ほどをぶっ通しで演奏。
マイクもないため、生声が届くように、声をしっかり出す。
打楽器代わりに、足でステップも踏む。顔も笑顔を基本に、曲にあわせて
表情を変える。よく考えたら、まさに全身運動の45分。
おかげさまで大きな拍手、満面の笑に包まれ、無事ステージを終える。
利用者さんのご家族から花束もいただく。(なぜか、お惣菜もプレゼント・・・)
「サインをください」と配布されたプログラムを差し出す方も・・・。
また来てください・・・と何人もの方に声をかけて下さり、握手、握手・・。
全身に汗をかき、脱力、脱水のまま帰路につく。
いただいたお花は、帰り道に地元の墓地に寄り、飾っておいた。
帰り道の電車では普段は座らないのに、今日は少し座った。
ただひとこと「疲れた~!」。
戻ったらお礼メールや写真もいただく。
昨日はコンサート初めに
「皆さんに今日は元気とLOVEをお届けします!」と約束し、
コンサートの結びに
「みなさん、元気とLOVEは届きましたか?」と問いかけ、
全員が「はーい!」と笑顔で答えてくださった。
ちゃんと約束を果たせたようだ。
今朝になり、認知症の方におかれては、もう昨日の記憶もない
かもしれない・・。でも、
その瞬間の感動は生きる力になったはず、眠っていた細胞も目覚め
また元気に生きよう!と活動を始めておられることだろう。
今日という新たな1日を生きるパワーにつながっていれば、それで良い。
また来てね。ありがとう、ありがとう!
くしゃくしゃの笑顔で、さよならをした瞬間が今も心に残る。
それが私の生きる糧にもなる。
この活動は、私にとって与えられた天職のひとつだと思う。
だから、やらねばならぬ。
まだまだ続く、出前・出張コンサート。
呼んでいただけることに感謝して。
