ちょっと前まで、「お別れの会」というものは自分には無縁と
思っていた。
違う業界や世代の話、著名人の世界でのこと・・・など
新聞に掲載される広告を見ても、ピンときていなかったし、
コロナの頃は、開催されないことも多く、お別れを言えない
ままの方もいた。
そんななか、親しくさせていただき、お互いに応援していた
同世代(まさに同い年)の知人のお別れ会のことを知り、
ずっと気になっていたこともあり、これは何としてでも・・と
思った。
もう5年ほどお会いできていなかった。いや、もっとかも。
コロナの前のはず。
最後に会ったのは東京の展示会でだったか・・・。
いつも展示会ブースに立って、静かにたたずんでおられる。
自社製品の陳列は酒類も多く、目立っている。
前を通ると、笑顔で挨拶。旧友に会うかのごとく・・・。
「お元気ですか。」
なんとも言えない、控えめの笑顔が、ずっと変わらず・・・
100年企業として、新潟の食品会社を支える会社として
たゆまぬ努力を続けた一生・・・。
私自身のことも応援してくださったことも、
ありがたかった。
いつも、握手をして別れた。
豆菓子といえば、内山さん。
気が付けば、大したPRにならないお節介もやっていた
当時を懐かしく思い出す。
「ニュースリリースなんて、うちには・・・」
そんな時代だった。
その後、OEMの会社の挑戦として、さまざまな変化を見せて
いただき、応援させていただいた時間があったこと、
新潟にはこんな企業もあるのだと新たな学びをいただいたこと。
そしてやはり、あの人柄か。
もう一度話したかったな、
「いやー、ダメなんですよ~」
と、いつもながらの控えめなトークに
「そういわんと、がんばって~」
と言いたかったし、最近の演奏も聴いていただきたかった・・・。
新潟の人は忍耐強いと思っているが、この方もそうだったのだと
思う。
闘病から解放され、今は安らかに眠っておられるだろうか。
いろんなことを思い、今日を始める。
お別れか・・・。でも、思い出す限り、お別れはない。
これからも心の中で、生き続けてほしいと思っている。
だから、今日は感謝とあっぱれの一言を。そして、心の中で
歌のブーケをささげたいと思っている。
同世代の旅立ちは、なんだか・・・である。
新潟の仲間にお礼とあっぱれと・・・
カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク