いのちの安売り、反対!

少子化のせいか、ペットの販売店が増えている。
SCでも、街中の路面店でも、ホームセンターでも。
「わあ、かわいい!」と多くの人が集まってくる。

それを見るたびに、悲しい気持になっていた。
かわいいけど、かわいそう・・という気持だ。

お店によっては、小さな箱に閉じ込めて、
犬は狭いその部屋のなかをくるくる周り、
人が来ると吠えている。
ぐたーっと寝ている犬もいる。

ネコは基本、じっとしている、じっと見ているか。

昔からペットショップはあったか?
子どもの頃には、あまり記憶がない。
犬もネコも、人から譲り受けてきたものだと
いう認識があったが、いつの間にか、
ペットは商品になり、ペットだけでなく
そのペットにまつわる商品、サービスも増えている。
ペット市場は成長産業になっている。

最近みかけたホームセンター内のペット売り場。
売り場面積は広い。小さな箱のような仕切りがあって
あって、ペット候補の動物たちは、そこで待機している。
そこに値札。
高いものは20万円以上、低価格のものは数万・・。
同じ犬でも、こんなに値段が違うのか。
これは、人間にあてはめたらどういうことになるだろう?
何を以て値段が変わるのか?
安く値付けされている犬がかわいそうになった。
さらに、驚くのは「ハロウィーンセール」のPOP。
そこからさらにディスカウントされた価格が掲示されている。
おもちゃのようだ。いのちなのに・・・。
商売のための販売促進で、安く提供されるなんて・・。
おかしい。
きっとハロウィンが終わったら、次はクリスマス・・とか表現を
変えて展開され続けるのだろう。
そこまでして、売りたい?売らねばならぬ?

決してそのお店を攻撃したいわけではないけれど、
そもそも いのちの値づけは、反対だ。
セールなんて、ありえない。

人間のご都合で、こんな風に、安く売られ買われて、
大切にしない人もいるかもしれない。
動物たちにとって不幸にならないように、最後まで
責任をもって対応されたい。

ふと、あの箱のなかにいろんな人間が入っていたら・・と
想像してしまい、いつかそんな日もくるのかも?

縁起でもないが、やはり人間はときに残酷だ。
おそろしい。
どんないのちも、大切に。と思うが難しい。



カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク