知らないんだ~。の衝撃

あるプロジェクトが終了し、その打ち上げの会食のときのこと。
20代~30代の人の参加が多かった。
楽しく、和やかな時間を過ごした。異世代交流は大切だ。
帰り際、ひとこと挨拶をさせていただくことになった。
その日は9月11日であり、自分にとってはこの人生で最大の
といっても過言でないほどに衝撃を受けた日であった。
25年前のNY同時多発テロのことである。
そんなこともあって、
「今日はあの同時多発テロから25年で自分にとっては
忘れられない日ですが、そんな日に皆さんと平和で
楽しい時間を過ごせてとてもありがたいと思っています・・」
といった話をすることで、この日が特別であることを
共有できたら・・・と思って話し始めた・・・。
が、話してみて、反応が薄いことに気づいた。

あの同時多発テロから・・といっても、知らない世代。
生まれていない、幼い時のこと、外国のこと・・・。
そうか~。四半世紀経つということは、こういうことか。
皆知っている・・ではなく、世代によって全く違う。
これはかなり自分にとって、衝撃であった。
知らない人には、もっとちゃんと伝えないと
わからないままなのだ。
共通の言葉ではないから、会話するTPOも考えなければ
ならない。

同じように、終戦から80年も同じことかもしれない、
いや、もっとかもしれない。
戦後80年といったところで、20代30代の人たちに
ピンと来ていただろうか?
原爆のことも、遠い昔の物語?それにもなっていない
かもしれない・・・。
だからこそ、教育が大切なのであるが。
時間の経過とはそういうもの・・・。
世代の差とはそういうもの・・・。
知らない、伝えられていない、伝えていない・・・。
経験していなければ、情報を受け取る機会がない限り、
知る機会すらない・・・。

知らないから、で終わってはいけない。
世界が他人事になってはいけない。
知らなければ、平和を維持することもむつかしい。
それは、与えられるものではないから。

この911を通じて、
世代間のディスコミュニケーションを考えるいい機会に
なった。

伝えることの大切さを改めて。

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