つながり続けるために。

日々、生きているといろんなことが起きる。
とくに人と人の関わりにおいては、コミュニケーションの
ちょっとしたズレ、考え方の差などで、ときにぎくしゃく
してしまうこともある。
コミュニケーションがうまくいっているときは、
個々の関係性もよく、組織全体に血液がいきわたり、
いい循環がもたらされる。
一方、局所的にコミュニケーションがうまくいかないと
全体の動きにも影響が及んでしまうこともあり、
そうなると、回復までに時間もかかるし、それまでが
苦しいこともある。楽しくないし、やる気も失せる。
人生限られた時間を生きているので、苦しまないで
楽しく生きていきたいと思う。

できる限り、コミュニケーションにズレがおきない
ように、伝え方には心配りをしたい。
ちょっとしたことでズレるのであれば、ちょっと
意識すれば改善できる。
相手にどう伝わるか。
その一言が、表情が、どう見えるか、伝わるか?
発信している自分、受信している自分は、
意識しなければ自分では見えないけれど、
まずは、そこから変えてみたい。

自分の中に鏡をもって、今、どう見えているか?
と、自分の見え方を意識してみてはどうか?

ともすると、
相手の言葉、相手の表情で一喜一憂して
しまうけれども、
そこだけにとらわれず、相手の立場に立ってみると、
そういうことだったのかなあ。と
気づかなかった相手の気持ちに気づけることも
あるかもしれない。

そして、ちょっとぎくしゃくしたときも、
その関係を早く普段の状態に戻せるように、
話し合ってみたらいい。
しばし蓋をされた心を開ける。蓋は外せる。
まずは、自分から声をかけてみる。
それが一番。

人間同士、繋がり続けるには、良い距離感を
保つには、心からの信頼関係が必要。
その関係づくりには、心を開いた
コミュニケーション、対話こそが不可欠だ。

自分と同じ人間はいない。
そこを改めて認識し直したい。
だからこそ、伝えるときには、
相手の立場を考えて、
そして、ときに一歩下がってみて、
伝え方もタイミングも工夫する。

それができるためにも、
心にゆとりをもちたい。

せっかく出会った縁を大切に、
繋がり続けることの努力を
欠かさず、諦めず。

コミュニケーションで悩まない人はいないはず。
悩むのが当たり前。
でも、伝わる歓びを知れば、その苦労もなんのその。
そんな風に思って、今日も一日、無駄なく生きたい。

やっぱり人生は、観覧車のように。でありたい。





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