好きなことができる人生のレシピ。

仕事と趣味は別。という生き方。
好きなことが仕事。という生き方。
一方、
好きか嫌いかは別で、仕事はやらねばならないもの。
仕事だから・・という見方。

今も忘れないが、施設での父を看取っていただいた夜勤
担当の看護士さんに、夜中の対応に感謝の言葉をお伝え
したときの反応。優しい笑顔で、
「いえいえ、仕事ですから」
と言われたことに感動。強いプロ意識を感じた。
仕事とは、人のため、世の中のためになることをすること。
それをちゃんとされている人の言葉だと染み入った。
4年経った今も忘れることがない。

人を助ける仕事とはまさに、楽しいことよりも
厳しい辛いことが多い。
でも、きっと好きだから続けられるのだと思う。
人を助ける、感謝されることがやりがいになり、その仕事を
続けられる、好きになる。
そして、その仕事が天職となる。

私にはその看護士さんや、人の命を救うドクターのような
大変なことはできないが、
私には私にできること、やらねばならないことがある。

それは誰かにやらされているのではなく。
自分で選んでやらせていただいている。
リクエストをいただくことは、注文をいただくことは
相談をいただくことは、頼りにしていただいている
信頼していただいている証しだとも思っている。

そして音楽活動も、自分でやりたいからやっている。
人が喜ぶ顔を見ることが、達成感、やりがいにつながる。

好きなことを取り入れながら、やりたいことを
織り交ぜながら毎日を生きる。
日々の小さく雑多な苦難は、ところどころに
楽しいことが混ざっていることでこなしていける。
子どもが苦手な人参を食べるため、料理を工夫する母親の
ような気持で、自分時間のレシピを工夫するのだ。

すべてがというわけにはいかないけれど、
好きなことができる人生を 意識してつくって
いきたい。
嫌いなことだけをやる必要はない。
苦手なことで苦しむ必要もない。
一度きりの人生だ。いかに楽しむか。自分次第。

諦めず、やりたいことをみつけ、やり続けよう。
小さなことから。
そうすると、今日1日も楽しく、しあわせに生きられる。


カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク