NYの世界貿易センターに飛行機が突っ込んでいく衝撃の映像。
いや、その時そこにいた人には映像ではない、リアルな世界。
その音も、風圧も、粉塵も、倒壊していくビルの破片も、人も・・・
それは想像できない、壮絶な世界であっただろう。
私はその瞬間は、映像でしか見ていないから、本当の怖さは
わかっていない。
ただ、1か月後にあの現場近くに行ったときの誇りと匂いは
今も忘れない。
同時多発テロ。あれが起きる前は、世界は平和だった。
今も、わが書棚には、事件の何年か前に
あのツインビルがまだ建っていた頃の写真を大切にフレームに入れて
飾っている。そして、その写真を見ては、あれから◌年と数えてきた。
・・・そして、まもなく25年。
一緒に命拾いした仲間。
何人もいたけれど、今のところ1名だけ、連絡がつき、
9月に再会の約束をしている。
もしできたら、他の仲間のことも探し出したい・・・。
ネットで思い当たる人のことを調べていたら、1名、
その人らしき人の現在の様子がわかった。
あ、この人だ。連絡先がわかったので、手紙を出してみた。
うまくいって本人がその手紙を受け取ってくれたら
すぐに思い出し、連絡をくれるだろうと勝手に期待して。
覚えていてくれたら・・・。
25年も経つと、人は変わる。
それだけ年をとる。そして もしかしたら、もうこの世に
いないこともある。
でも、もし幸運にも会えたら・・・。
と思い、いろんな記憶をたどり、ツテを探し、動く。
あれから、自分も25年。生きた、生きた。
あの事件がなかったら、何か変わっていただろうか?
今は25年前を一緒に振り返ることができる仲間が
1名、また1名とみつかることに期待を寄せている。
25年ぶりの再会を。
カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク