研究、創造、そして探求。

自らが目指す世界を求め続ける生き方は、そのプロセスが素晴らしい。
自分ひとりで創造できる世界もあれば、ひとりではなく大勢の人の力が
必要な世界もあるが、
前者の場合、芸術の分野がそれに当てはまると思う。
自分の力で何かを生み出すことができ、それが人々にいい影響を
与えることができるならば、最高の人生だ。
できればそれを実践したい。最近、そんなことを強く思う。

バッハもベートーベンもそれに続く多くの音楽家たちはそれを成し遂げた
人たち。何百年経っても人々がその楽曲を愛し続けている。
人々の心をより豊かにしている。創造は人間にしかできない偉業。
模倣の技術とはまったく違う。

最近、生み出された楽曲だけでなく、その背景や作家の意図を考えること
が大変興味深い。なぜこの曲が生まれたのか。その作家はどんな人生を
生き、作品を生み出したのか・・・。
それを知ると、より深い理解が深まり、見えてくるものがある。
美術の世界も同じことだろう。
そんな意味からも、美術館通いをすることも多い。

最近、そんなことから、尊敬するアーチストの研究を始めた。
やはり、この人だと。この人が生む魅力的な音楽を学びたい、
それをヒントに自分の表現に磨きをかけたい。
研究とはまず知ること。作品にふれ、人生にふれ、自分なりに
解釈しながら、自分の創造に活かす。
そして、そこから自分が目指す世界に向けて活動する。
研究は研究のまま終わるのではなく、物事の解決や目的に活かされる
べきであるが、今は自己探求のためのステップとして考える。

古い本を探して読んでみたり、メモをとったりしながら
自分の中に収めていく過程が懐かしく、新鮮だ。
学生の頃、時々はそんなこともしていたと、学びの楽しさを
思い出す。

ここからスタートしても遅くない。
気づいたときが、学びのスタート。
研究、創造、そして探求。
これを繰り返して、人生が過ぎたらいいなと思う。
いずれも一人でできる。この自由さもとても良い。

自分の研究テーマを持ち続ける人生は、いつからでも、
いつまででも。生きる限り、続けたい。

カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク