夢を求める人たちの空

熱狂に包まれるスタジアムには行ったことがないが、その町に行くと人々の
タンゴ、サッカーへの憧れを肌で感じる。その地はブエノスアイレス。
以前、足を運んでいた頃に撮った、お気に入りの1枚を取り出す。

今回のアメリカでのサッカーの熱戦を横目に、アルゼンチンの人々の
サッカーの情熱を思い出す、するとまたあの街の空。
まさに、ブエノスアイレス(いい空気)と
呼ぶにふさわしい光景がくっきり蘇る。その空の下での人々のいい笑顔。

街の人との会話で、サッカーの話題になると仲良くなりやすい。
二言目には、
「マラドーナ!マラドーナ!」。
「わが国のヒーローを知ってるか?」
と言いたげにマラドーナ選手の名を世界共通の言葉として、
自慢げに口に出していた人たちの
笑顔は明るく、とてもやさしい。

こんな空の下、人々は今回の勝利を町中で、国中でで喜んでいるだろう。
その熱気がつたわってきそうだ。

サッカーは貧しくてもヒーローになれる、誰もが夢を目指せるスポーツ。
だから、こんなにも世界で人気があるのだと聞いたことがある。
一部の恵まれた人たちだけが楽しむのではなく、ボールひとつあれば
できる、うまくなれる。そして、世界の頂点に上り詰めることも夢では
ない。
マラドーナもそうであったし、今はメッシか。
夢を見せてくれる象徴であり、今やレジェンド。

戦争は絶対に良くないが、スポーツで戦うのは大いにすべし。
そして試合を通じ、双方が仲良くなることが一番。
そして、分断ではなく、和解、信愛につながること。を期待したい。

今回のワールドカップの決勝はアルゼンチンにぜひ!と思っている。
もちろんスペインにもがんばってほしいが。

誰しもが夢を描ける道は、本当に素晴らしい。

熱狂こそしないけれど、静かに情熱の国への憧れを胸に、
応援したい。

昼はサッカー、夜はタンゴの夢に酔いしれる町、BSASに
今改めて、懐かしさと親しみを抱いている。
いい空気、いい気持ち。
そんな毎日が幸せだ。と、この青空を思い出す。

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