アレグロからアンダンテに。

ほんの不注意で、思ってもいない事態になる。
事故とはそんなものだろう。
小さなことであるが、先日ちょっとしたことで
怪我をして、足の指先が骨折していることが
判明した。
最初、そう見えなかったし、レントゲンでも
問題ないという結果であったが、時間の経過と
ともに変化する・・ということもある。

ということで、しばし全力疾走がしづらい
状況になる。少しゆっくり、ゆっくり。

音楽用語でいえば、いつもアレグロかビバーチェか。
という感じであったが、ここで一旦停止。
アンダンテ、とくにはアダージョの時間も必要。
アクシデントがなければ、このスローな動きを
選択することはないかもしれない。
いつも前へ、前へ。
前向きはいいけれど、それだけに周囲が見えない
こともある。

ということで、今回のアクシデントは自分自身に
付ける薬とする。

そして、しばらく全力で走らない生き方を模索。

先日は見えない世界の体験を企画したが、
今度は身をもって、歩きづらい人、身体に
苦痛がある立場を体験しながら、それが日常に
なっている方のご苦労を知る。

誰もが怪我をする。病気になる。
元気なとき、健康なとき、
痛い目を知らないときには、見えない世界を知る。
このことはとても貴重。

医者に通いながら、その先生の対応や一言一言に
普段以上に注意を払う。専門家の力を、いかに
頼るか。
困っていないときとは、違った見方になる。

そんなこんなで、毎日いろんなことがある。
これも課された活動だと思い、
今できることをしよう。

そう、アンダンテの時間。
それが次へのきっかけになることもある。

周囲への思いやり、優しさに感謝をして。

そして、命を大切に。自分を大切に。

アンダンテは、自身をみつけ、心落ち着ける
ちょうどいいテンポ。
アンダンテは、「歩くように」の意味。
そう、歩けるだけで幸せだ。


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