見えない世界を知る経験

昨年より、真っ暗闇のなかで、食に関する経験を
するという企画を実施している。
普段見えている世界が突然に暗闇に変わり、
そんな状態で人は何を感じ、思うのか?
この企画は何度か人を変え、体験会の回数を
重ねている。
暗やみの中を、アテンド役の人に支えられ歩き、
目的地まで移動する。その目的地はお店という
想定。
やっとたどり着き、そこに座り、食事をするまで
時間、そして食事をする経験・・・。
なんと、見えないということは不安が多いものか。

アイマスクで視界をふさぎ、いきなり暗い世界に突入
した瞬間、不安な気持ちに包まれる。
でも、時間が経つと見えないならば、見えないなりに
それ以外の感覚が研ぎ澄まされる。
見えないから、視覚以外の感覚でわかろうとする。
見えないと他の五感が研ぎ澄まされる。

そして、この経験が終わって、再び見える世界に
戻ると、皆さん喜ぶ。

見えない世界を知るということは、見えない人のご苦労を
知ることであり、
その人の気持ちがわかるということ。

少しでも、くらやみ体験をすることで、やさしくなれると
うれしい。
そして、見えることは当たり前ではない。
見える幸せに感謝したい。

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