誕生日が12月3日ということもあり、「3」という数字には愛着をもち、
自己流の解釈で、特別な意味があると思ってきた。
音楽でいえば、三拍子のワルツも、楽しみから哀しみまで表現できる
情感豊かなリズムであるとして、それをテーマにしたオリジナルアルバムを
制作したこともあった。
また哲学でいえば、123はアウフヘーベン的思考の象徴であり、3は常に
発展を現すステップであると、ここでも、3のもつ無限の可能性に心寄せ、
自分が「3」という数字に縁があるのを誇りに思ってきた。
そんなこんなで、「3」は西洋的な価値感かと思いこんでいたが、
先日、大阪の国立文楽劇場にある資料展示室で、文楽の世界でも「3」
という数字を大切にしていることを知り、大変感激した。
文楽と言う世界を知らなかったため、今さら?の知識かもしれず、
大変お恥ずかしいが、文楽は「三業」という3つの役割で構成される。
その三業とは、物語を語る太夫、三味線弾き、人形遣い。この三者が
一体となり、作品を創り上げる。その三位一体は、人間の役者が
直接演じる個の力が際立つ舞台と違って、職人の合作による
歴史を越えた感動を生み出している。
これは三業の力によるのだそう。
(歌舞伎は文楽が発展して生まれた芸能だそう)
日本でも三種の神器と言われるように、古来から「3」とは
神聖な意味をもつ数字だったようだ。
人間関係でもそうだ。
三者いることで、安定した関係をつくることができる。
確かに、会議も二人きりでは成り立たない。
人生は1・2・3でうまくいく。
改めて「3」と世界の関係を探し求め、人生の奥行を
楽しみたい。
改めて「3」に注目する。
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