町の洋菓子屋さん。
家族や地域の人の力を借りて、自分たちの腕と感性と
人柄と地域との関係性のなかで、育まれる仕事。
そんなイメージをもっている。
一方、規模を拡大し、大量生産になっていくと、
手作りでは対応できず、モノづくりは「製造」となり、
機械化されていくが、
そうでなく小さな規模であれば、経営者の思いを
お店全体に、商品ひとつひとつに行き渡されることができ、
納得のいく仕事ができる。
そういったお店での手作り商品は、本当に美味しい。
職人の魂が、ひとつひとつのお菓子に込められているから。
とはいえ、それをずっと長く続けることは容易ではない。
並々ならぬ、努力があってこそ、お店を続けることが
できる。
今回、地道にお菓子づくりをされてきた企業さんの
周年のお祝いの席で、演奏をさせていただくことになった。
偶然の再会からそういう展開になり、今となっては、
奇跡的な話である。
再会して直後の会話で、「うち来年70周年なんです~」
との一言から、いろんなことが動き出した。
気が付けば、お祝いの曲でも・・・と思い、準備をする
自分がいる。
内側から湧いてくる仕事。
こうしたらいい。こうしたら喜ぶのでは?ああしたら??
と、自分の中でふつふつと湧いてくるものを、
うなりながら、カタチにする瞬間に、クリエイティブの
歓びを感じる。
パソコンやタブレットの前で、顔も見たことのない相手に
問いかけて、すぐに出てくる答えを待つのとは違って、
生みの苦しみがある。
そんな仕事がやはり好きだし、ケーキ屋さんの仕事も
同じだと思う。
内側から沸き起こる気持ち。誰かのためにと
思う仕事。
その「誰かのために」は結果、自分の歓びにもなる。
生みの苦しみがあるからこそ、できたときがうれしい。
喜んでもらったら、尚幸せ。
今こそ、内側から沸き起こる発想を大切にしたい。
そのために、自分の中にいっぱい引き出しをもって
いなければと思う。
自分の経験がたくさんあってこそ、発想やアイデアは
湧いてくるのだから。
内側から沸き起こる仕事を
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