福島で診療を続ける精神科医の蟻塚先生という方のドキュメンタリーで、
この言葉を知った。
過去のトラウマに悩まされる人々に、この言葉をささげ、
過去ではなく、今に生きていることを意識し、その方たちが
少しでも楽に生きられるために話を聞き、導いておられる。
まさに、ラポール(対話)を実践され続けているお医者さん。
医療は社会のものだから、皆のものだからと、求められる土地に
出向き、80歳になろうとしているけれども、引退は考えないとのこと。
献身的な、寄り添いコミュニケーションを続けるその医師の姿や
言葉は大変印象に残り、戦争や津波の後遺症に悩み苦しむ人たちに
とってまさに救済主だと感じた。ある患者さんはその先生を「わたし
たちの天使」のような存在だと言われていた。
その中で出てきた Here and Now
過去の忌まわしい出来事、there and them といつまでも、抱えて
苦しむのではなく、その過去のことを誰かに聞いてもらって、
そんなことがあったね。でも今生きているよね。
どうせ生きるならば、元気に生きようよ。
という解釈をしてみる。
私自身は、おかげさまで今のところ、元気に生きさせて
もらっており、
そして、少し違う角度からかもしれないが、
まさしく
Here and Now
を大切に生きたいと思っている。
そして、そこから明日はつながると信じている。
いずれにせよ、今ここにある自分を慈しみ、
周囲に感謝をしながら、
今日1日を存分に生きる。
そして、もし可能であれば、
その先生のようにはできないかもしれないけれども、
周囲に苦しむ人がいたら、
できる応援をしたいと思っている。
今、ここに生きる。生きている。
そのことに感謝し、今からできることを
はじめよう。
まさしくHere and Now
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