
グラン・ルー開設15周年のときに、つくっていただいた、観覧車の
篆刻。ここでは拡大して見せているため、その仕事の緻密さは
伝わりづらいかもしれないが、4センチ四方ほどの小さな石に
この図柄とロゴを彫っていただいた。
「大変だったよー。」その仕事の大変さを笑いながら、伝えて
くれた日々が懐かしい。
まさに世界にひとつの観覧車ロゴ。
それ以来すでに12年以上の月日を経て、今も自分のブランディング
に活用させていただいている。
その作家は、上海出身東京在住の書家であり、篆刻家の沈強さん。
コロナ以来、ご無沙汰していたが、東京出張中に少し時間ができて、
現在東京駅前の丸善本店(オアゾ)で開催中の篆刻展に立ち寄る
ことができ、念願の再会を果たせた。
ずっと気になっていたし、20年以上前からのおつきあいで作品展の
ささやかな応援も含め、良き友人関係を育ませていただいていた
し、自分の東京ライブにはよくお出かけいただき、会場で使用する
書を書いていただいたことがあったが、やがて自分が
東京暮らしではなくなり、なかなか会えかったが、今回やっと会えた。
相変わらず精力的に活動を続けておられる。
某有名企業のお茶のペットボトルのラベルには、その方の篆刻も
印字されている。
書や篆刻を通じ、漢字だけでなく、かなも絵も自由に表現され、
沈さん独自のあたたかみのある、そしてその名のごとく、
揺るがない強さも感じる、そんな独自の世界を表現しづけている。
書に、石に。ただひたすらに 文字を図柄を、魂を込めて
表現する・・・。そんな作家だと私はずっと感じている。
ご自身の日本在住歴は長いが、夫婦の力で書家・篆刻家と
して、精力的かつユニークなスタイルで日中の文化を伝え続けている。
そんな、尊敬する作家である。
今回の、沈さん夫妻との突然の再会。
お互い変わらないね~と笑顔で近況を語り合う。
そうこうしている間に、「何か一緒にやりたいね。」
と夢の話題に。
よし!私の頭の中に、沈さんとのコラボ企画が湧いてきた。
まだまだお互い元気だけれど、そんな先ではない将来に
実現させたいと思った。
少し東京時代の記憶が薄らぎかけていたが、いやいや、
第三のふるさとはTOKYOであったことを改めて。
「ちょっとね、考えて、やろう、やろう!」
楽しみが増えた。
東京を拠点とした活動も再開しようかなと刺激を
もらった今回の再会。
やはり、会いたい人には自分から出向くこと。
待っているだけでは何もない。
それにしても、作家の顔というのは、年輪だと
思う。
相変わらず、いい顔をされている。
ぜひ近いうちに、新たなコラボをやると決意。
帰り道もわくわく、次の夢が具体的に沸いてきた。
クリエイター仲間。才能を活かす人生、とても素敵だと改めて。
沈強さんの詳細はこちらからも。
沈強 (書家 画家 篆刻家 彩墨書創始者) しんきょう(@yumiko_shinkyo) • Instagram写真と動画
