「つむぐ」を胸に。

5時46分。神戸市に向けて、祈りをささげた。
あの大震災から31年の朝を迎えた。
そんなに長い歳月が経ったのか・・・。
当日のことを、思い出す。
へ?どこ?こんなことがあるのか?と
帰国直前のクアラルンプールのホテルで見た、
崩壊した高速の映像を見ての衝撃・・・。
まずはそこからであった・・・。

あれから神戸の街は、本当に見事に復興した。
商店街をはじめ、昔とは変わった街並みを見ながら
地元の皆さんのがんばりを心から感じ、人の力は凄いと
思った。
でも、元通りにはならない。前には戻れず、前に前にと
進んでこられたのだ。

あれから、地震への不安はどんどん高まり、今や日常的な
存在になってしまった。

今回の哀悼の集いのテーマは「つむぐ」だとのこと。
紡ぐ・・・。時間が経ってもこの記憶が薄らぎ、なくなっていかないように
人ひとり一人の思いを紡ぎ、忘れないように。被災された方のご不幸や、ご苦労を
忘れずに生きていくこと。

「紡ぐ」という言葉の意味を改めてかみしめる朝。

改めて被災された方たちへの祈りをささげたい。

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