生きていれば、目を開ければ、耳をふさがない以上、
見たくない、知りたくない、聴きたくないことにも、触れてしまう。
その結果、辛くなったり、信じられなくなったり、自信がなくなったり
することもあるかもしれない。
世の中には、いろんな見方、考え方があるから、また、多種多様な
人たちが生きているのだから、そりゃ自分とは違う、まったく共感
できないということもある。ない方がおかしい。
遭遇するすべてを許容する必要はない。
自分を信じ、自分が良いと思うものだけを求め続ければよい。
自分の価値と違うものには、目を向けず、耳を傾けず、知らなくても
良い。
自分が選べばよい。
何でも見てみよう。聞いてみよう。
若い日々はそこから始まる。
でも、一定の時間を生きて、自分なりに多くの経験を重ねてきた今、
残された人生のために、価値のあると思えること、人との出会いや
学びに集中していってもよいだろう。
いちいち、世の中はおかしい。
と言い続けても相手は変わらない。
別の世界、違う人生だ。と、切り離してみる。
ときに
あえて見ない、きかない、知らないことを良しとする。
その判断、行動が正しいと思う今日。
1日24時間しかない。動ける時間はもっと限られる。
自分のしたいこと、自分にとって真善美そして快であること
に時間と思いと行動をささげたい。
溢れる情報の多くはゴミである。そのゴミ箱から宝物を探す時間は
もったいない。