あっという間ではなく、長くもったいない1週間
であった。
普段より時間がゆっくり過ぎる。そんなこの1週間。
アウトプット控えめ、インプット多め。
明日からの活動が順調に滑り出せるように
段取り調整、仕込み。
こんなに暑いと外に出るときは命がけ。
体調を整えるのも、一仕事になるこの季節。
そんななか、寄席に出かけた。
いろんな芸人さんのそれぞれの芸を見ながら
創作落語の場合はその内容もであるが、
とにかく伝え方、話しっぷり、声の出し方、
お客さんの引き込み方をじっと見る。
お客として楽しみながら、
伝え手として、しっかりリサーチしている
自分がいる。
そのため、ドキドキハラハラすることも。
この人は努力しているなあ。
努力してきたなあ。
この人はそこそこかも。
あ、この人、活舌全然あかんけど、大丈夫か?
昔はもっとしゃべれていたのに。
1点、気になってしまうと、そのことばかり
気になってしまい、楽しめなくなる。
芸でも、仕事でも、その取り組みの姿を見て、
努力しているかどうか見えてしまう。
そう、見える人には見えるのだ。
今回もいろんな芸人さんを見て、多くの学びを
いただいた。
伝える仕事は、どこまで伝わっているかを
確認しなければならない。
ふと、自分の仕事や活動にあてはめて、
自分は大丈夫だろうか。
ということで、落語は楽しくもあるが、
学びの場でもある。
胡坐をかく。これだけは絶対あかん。
背筋が伸びるひととき。
また勉強に行こうと思う。
努力は見える。
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