見えて、聴けて、話せて、書けるだけで。

もしも、
昨日まで見えていたものが突然暗闇になって、
聴こえていたものが、無音になって、
普通に話していたのに、言葉を発することができなくなって、
書けていた文字が書けなくなったら・・・
これまで当たり前にしてきたコミュニケーションができなくなる。
大変なことだ。

この「もしも」は、まだまだある。
ある日突然、歩けなくなったら、
大切な人に何かがおきたら・・。
もし、地震がきたら、事故にあったら・・・。

この「もしも」は尽きない。
人は、この瞬間ここにいる現実と同時に、一寸先はすべて
想像と仮定の世界。

もっと「もしも」を意識して、今この瞬間を大切に生きることが
大切だ。

もしも・・。もちろんネガティブなことばかりではない。
「もしも、ピアノが弾けたなら」という曲もあったように、
もしも、こんなことができたら、こんなところへ行けたなら。
もしもは、夢の世界でもあるのだ。

人は、いいも悪いも 「もしも」とともに生きている。

当たり前のことは何もない。
話せるだけで幸せ。
であれば、この幸せをさらに磨きたい。

そして、もしも・・に備える強さも身につけたい。

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