恩師の言葉に、背筋が伸びて。

91歳になられた、元恩師。
会社員時代のボス、元社長。
私が脱サラした直後に、社長を引退された。
久しぶりにお隣に座らせていただき、いろいろお話をさせていただいた。
昔から、情熱的でちょっと妄想もされ、それが当時のビジネスにもプラスの影響があった。
環境破壊を考えるために、南米アマゾンの写真集を発行したり、
印刷会社の枠を超えて新しいビジネスをつくろうと、マレーシアや香港にマーケティングリサーチに
出かけ、よく同行させていただいた。
出張中に阪神淡路の大震災が起きたことも、忘れられない思い出だ。

その方のお名前はミスターホンダ。
本当に尽きない話題の持ち主であった。
酒類業界からの転身組で、印刷業界に大変興味をもたれた。

そんなミスターホンダが、今回2つ私に残した言葉。
ひとつめ
「印刷はグーテンベルク以来の人類の文明だ。今、印刷会社は今こそ、それに代わる、新しいバイブルを
 作らなきゃいけないんだ。わしにはできなかったけれども・・・」
やっぱり、印刷といえば、聖書だ。私もまったく同じ理解をしているだけに、この言葉に勇気を得た。
そして、
「今尾くん。わしは、君の弾く、ショパンの幻想即興曲が聴きたい」
とのお言葉。

印刷と音楽。
ミスターホンダは、本当に理解してくれていた人のひとりだ。
91歳。
100歳になられても、まだまだ語り合いたい。

やっぱり妄想でき、情熱と愛のある経営者に、心動かされる。
素晴らしい上司のもと、学ばせていただいた若き日々を
改めて愛おしく懐かしく、そして誇りに思う。

そして、恩返しをしなければならない。

カテゴリー: Essay (Word) | 恩師の言葉に、背筋が伸びて。 はコメントを受け付けていません

20年ぶりの「フレーフレーいまお」

2枚の写真。ちょっと古い左のものは、20年前の9月10日。京都駅の1番線ホームで撮影された。
13年つとめた会社をこの日で退職。祝宴をしていただいたあと、有志がよっぱらったまま、京都駅まで送ってくれた。
これは、そのときの記念写真だ。
このあと、「フレーフレー いまお」
とみんなで送り出してくれて、そのまま東京行きの夜行列車に乗って、
花束を抱えて、ひとり泣いたあの日・・。

その日から20年が経過した。
この懐かしい1枚のプリントを、20年ぶりに上司が見せてくれた宴。
感謝の会のつもりが、お祝いの会となった・・。
独立後もずっと応援し続けてくださっている京都のみなさんが集まってくださった。
そのときの写真が、右のもの。
皆さんに感謝の品としてお渡しした観覧車ロゴ入りの、ニット帽を全員でかぶって写った。
なんだかあたたかい1枚だ。
当時の社長、上司、後輩、ブレーン・・・。皆さんのあたたかい応援に
包まれた、京都の夜。

新旧の写真に両方載っているのは、当時の上司であり、師匠。
20年前、やめていく社員をこんな風にあたたかく送り出し、
そして20年経った今回も、あたたかくお祝いしてくださる・・。
90歳にもなろうとしている元上司たちが、祝宴を開いてくださるとは・・。

ずっと心のなかで泣いていた。
なんと、ありがたいことかと。

私が印刷会社で働いたのは、コミュニケーションを学ぶため、その大切さに気づくため、
そしてグーテンベルク以来の誇り高き印刷の存在意義を学ぶため。

絶対、これは恩返ししないと。

ありがたい20年を懐かしむ祝宴は、
「フレーフレーいまお!」
で会はお開きに。

「マーサ」と呼ばれる前は、「いまお」だったな~。
しかも、関西弁・・・。

いずれも懐かしく、ありがたく・・。
涙が今もあふれてくる。

カテゴリー: Essay (Word) | 20年ぶりの「フレーフレーいまお」 はコメントを受け付けていません

勝ち負けのないピアニストで

18歳のとき、なぜ音楽の世界を一度離れたか?
理由はいろいろあった。
経済面やあの世界の特殊性と、誰に教えていただいた、どのコンクールに出た、受賞した何位になった、、、、
と羅列するプロフィールやそれを作るための師弟関係づくりの独特な世界。

結局勝ち負けと、経済が絡んでいることに違和感を
抱いたこと、自分には無理だなと思ったこと・・・など。

今思えば、若かったとも思うが、
あのまま続けることは無理だったので後悔はないし、今までの道にも納得している。
あのまま続けていたら、今の自分ではなかったかもしれない。

今、改めて音楽の力でできることを考えている。
そして先日も触れた「駅ピアノ」のように、
勝ち負けのない自由なアーチストを目指したい。と
強く思っている。

1人でも2人でも10人でも100人でも、その一人一人にじんわりと感動してもらえる、
共有される表現者でありたい。

心に響く演奏を。

勝ち負けのないピアニスト。
今、改めて、とても憧れる。

カテゴリー: Essay (Word) | 勝ち負けのないピアニストで はコメントを受け付けていません

「楽しく」「学ぶ」は永遠に!

ディナーショーに来てくださった方のなかで、教育関係のお仕事をされている方がおられた。
元小学校の先生たちだ。今も、その現役の先生をサポートする、今世の中に求められている
仕事をされている。
さすが、元先生たちだ。
ディナーショーに来られても、その姿勢が違う。

いただいた感想のメールより、一部を抜粋させていただく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ス~と気持ちに入る素敵な音楽と新潟の食材をふんだんに取り入れたお料理が素晴らしかったです。

それにも増して私が感銘を受けたのは、マーサさんの献身的なおもてなしでした。
一人一人を楽しませるために、
自らが動き回って声をかけて景品を用意して演奏をしてトークをして、
会場の見えない観覧車を全力で回していらっしゃいましたね。
そのおかげで愛と元気をいただいて
私たちは帰路に着くことができました。2人で「感動したね」と話しながら帰りました。

既に音楽を演奏することで、充分私たちを幸せにしてくださっているマーサさんが、
さらに心を込めるとはどういうことか教えてくださいました。

私たちも人を支える仕事をしています。先生から学んだ人を元気にするために大切な「まごころ」を忘れずに精進していきたいと思いました。

「今日来られなかった人のために」とおっしゃってくださったことを仲間にも伝えたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
と、このメッセージをいただき、ああ、こんな風に見ていてくださる方がいるのだと、こちらが感激した。

そして、楽しみながらも、それを学びに変えておられるところが、さすが教師をされてきた人だけのことはあるとも思った。

人生、生きている限り、成長したい。吸収したい。
どんなに楽しい遊びの場面でも、学べることが多くある。

ああ、やってよかった。
心からそう思える、そんな励ましをいただいた。

お客様は、いろんなところを見ておられるのだ。

楽しく、学ぶ。人生はその連続であり、積み重ねでありたい。

カテゴリー: Essay (Word) | 「楽しく」「学ぶ」は永遠に! はコメントを受け付けていません

バラのパワーに励まされ、癒されて。


本番には、お花があると、勇気と元気が百倍になる。
会場にお花を持ってきてくださる方、行けないからと送ってくださる方・・・。
いずれも本当にありがたい応援だ。

この20年、節目に赤いバラを送ってくださる方がいる。
私にとっては、ある意味、あしながおじさん?のような?
どこにいても見えないところで、いつも応援してくださっているようなそんな存在でもある。

今回も、新潟まで大きなバラの花が20本届いた。
これは20周年のお祝いとのこと。
あまりに大きくて、驚いた。
バラの種類もいろいろあれど、赤いバラもいろいろあれど、
こんなに大きなバラはあまりお目にかかった記憶がない。

このお花たちに見守られ、ライブを元気に無事、やり切った。
花の存在は、本当に大きい。ステージが華やかになる。

本番が終わっても、別れがたく
持ち帰って、二度楽しむ。
本番の余韻を長く楽しみ、家にも元気を持ち帰る。
「おつかれさま」
と、水を取り替え、声をかける。
本番後までも、ありがたい贈り物。

カテゴリー: Essay (Word) | バラのパワーに励まされ、癒されて。 はコメントを受け付けていません

全員満足の達成は高難易度。

イベントなど人に集まっていただく機会をつくるとき、
一人でも多くの人に来ていただけるようにしたいと思う。
そして、来ていただいた方全員に喜んでいただきたいと思い、
そのための対策をさまざま講じ、小さな工夫を心がける。
そして、全員が笑顔でお帰りになれるようにしたい、
最後にひとりひとりにお礼をいい、お見送りをする。

と、毎回そんなことをやり続けてきた。
企画によって、おもてなしの内容は変わる。
コンサートであれば、演奏やトーク・演出で最高のおもてなしを。
お食事もありであれば、そのお食事のメニューから、メニュー表から、
席次からすべて考える。
ディナーショーともなれば、同じテーブルに誰と誰が座ってもらうと
いい化学反応が生まれるか・・まで、よく検討する。
音楽をしっかり聴きたい方には、前の方のテーブル、初めての方には
全体が良く見える場所、交流を楽しみたい人は、お子さんが障がい者の
方がおられるときは・・など、いろんなことを考えて会場づくりを
考える。

最初から最後まで・・。とにかく工夫を重ね、全身全霊を込めて
企画から実施まで。
それが自分流の仕事のやり方だ。

でも、それでも、意外な化学反応が生まれたり、思わぬアクシデントも
ある。それも想定し、何かあっても速やかに対応する。

そして、笑顔でお見送り・・。
こちらの笑顔ではなく、お客様が笑顔かどうかが大切だ。
お見送りは、アンケートをとるよりも、よくわかる。

そして、その後のお礼メール。
その反応・・・。

その方それぞれの感じ方、喜び方、不満・・・などなど
聞かせていただける。

そこで思うのは、
自分が求める感想をいただける場合と、そうでない場合。
それも含め、自分の今後の企画を考えるには本当に
参考になる。
そして、
全員に、もれなく最高の満足をご提供することは
容易ではない。
そのことも、毎回いい学びだ。

しかし、お客様それぞれの満足が大切だ。
全員のお客様に満足いただけることが、私にとっての
満足でもある。

カテゴリー: Essay (Word) | 全員満足の達成は高難易度。 はコメントを受け付けていません

あったかい20周年グッズ完成!

応援している障がい者の作業所トムソーヤさんには、器用な方がおられて、
そこで作られるストールやマフラーは、見事なクオリティ。
個人的にギフトにもよく利用させていただいてきたが、これをグラン・ルー オリジナルに
してみては?ということで、
今回、新潟ディナーショーでのお披露目と、来る冬への備えとして、「人生は観覧車のように」
マフラー&帽子を限定で作ることに。観覧車のロゴのタグが入った特別限定品だ。
色はオーダーであれば、お好み色対応が可能。
マーサスタイルでいけば、元気が出る色をメインに。
ということで、この度のディナーショーでお披露目したところ、大好評。
あったかい20周年グッズ。身にまとって、観覧車を覚えてもらえたら・・。
ということで、まずはラジオ番組でお世話になった皆さんに帽子のプレゼント。
なんだか微笑ましくもあるショットになった・・。
寒い冬をあったかく過ごしてもらえたら・・・。
感謝の気持ちを込めて。

カテゴリー: Essay (Word) | あったかい20周年グッズ完成! はコメントを受け付けていません

感謝はつづくよ、どこまでも。

ラジオ番組「愛の元気人」の番組終了記念の感謝のディナーショー。
参加される皆様に、心からの感謝を伝え、音楽から安らぎや元気を伝えることができたら・・
そんな思いで、なんとかかんとかやり遂げた。

早速届いた、ショットから、まずひとつ。

おいでいただいた方にまた、感謝。

結局は、この「ありがとう」の気持ちが行動となって、人と人の輪は、和はできていく。

まずは、無事開催できたことに、ご協力いただいたすべての皆様に、見守ってくださった皆様に
心より感謝を込めて・・。

近日WEBレポート公開予定です。

大変 大変ありがとうございました!

カテゴリー: Essay (Word) | 感謝はつづくよ、どこまでも。 はコメントを受け付けていません

「どうせ仕事するなら!」

私の好きな会社の、尊敬する創業者のことばのひとつ。

「どうせ仕事をするなら、感謝される仕事をしよう。」

そんなに特別なことを言っていないと思うが、心からそのとおりと思う。

「ありがとう」と言ってもらえる仕事ほど、うれしいことはない。

そして。これは仕事だけではなく、私にとっては人生も同じこと。

「どうせ生きるなら、感謝される人生にしよう」

生きること自体が仕事と思っているから、同じことになるのかもしれないが、

とにかく毎日、毎日小さなありがとう を積み重ねたい。
そうしていくうちに、幸せで充実した人生が終わっていくことだろう。

どうせ生きるなら、どうせ働くなら、どうせ・・・。

さあ、本日は新潟でのディナーショー本番。
どうせやるなら、感謝されるショーにしよう。

「ありがとう」の声が会場に響き合うことを願って・・・。
心からの感謝を込めて・・。

どうせやるなら、ちゃんとやる!

カテゴリー: Essay (Word) | 「どうせ仕事するなら!」 はコメントを受け付けていません

「仕事に勝ち・負けはないんだ!」

家人との会話ではっ!と気づかされた瞬間の話。
いわゆる数値目標を掲げまい進し、コンペ続きの戦に連戦、
時々、なんのために?と思いながら続けてきた営業職。

長年のその仕事から、1年半前に、加齢(!)なる転職!
いわゆる公共的な役割を担うサービス業に着任。
不規則な生活、睡眠不足とともに戦いながら、過ごしてきた。
ゆっくり話せた 久しぶりの会話で印象的な言葉。
「この仕事って、勝ち・負けがないんだよね。」
そのことが、気に入っているような感じでもあり、
これまで、仕事には勝ち負けがあると、苦しんでいたのかもと
思った。

そう、仕事は勝つとか負けるとかではなく、
社会の役に立って、またそのおかげで生活ができて・・
まさに、観覧車にように回っていけばいいんじゃない?
と、私自身はそんな風に思っているが、
都会で長年戦ってきた、ビジネスマンにとっては、勝ち負けのない
世界は新鮮なのかもしれない。

もっとも、自分との過酷な戦いが毎日あるのだけれど・・。
それも楽しんで、納得してできれば、言うことはない。

勝ちも負けもない。人に喜んでもらえるいい仕事をすれば
いい。

なんだか、東京を離れると職業意識や働く価値観変わってくる、
いい意味での成長ができているような、そんな気もしてきた・・。

カテゴリー: Essay (Word) | 「仕事に勝ち・負けはないんだ!」 はコメントを受け付けていません