今、世間をお騒がせの話題とは別に、その前から気になって
いて、みんなどうしているか?と思い、連絡を取り始めた台湾の
仲間たち。
メールやZOOMで久しぶりに連絡をとるうちに、
6年ぶりに、台北を訪ねることになった。
30代半ばでの脱サラ、自営を始めた頃から通った懐かしの台湾。
ポルトガル語で「フォルモサ」と呼ぶそうであるが、「美しい島」と
意味だと聞いたことがある。街中のバイク風景からは想像できない
かもしれないが、山や海、空…自然豊かなパラダイス。
30代後半から8年ほど、毎月通って仕事をさせていただいた。
そのときの仲間たちと再会できるとのこと。そこで、
スピーチと演奏をするのだそうだ。
参加者名簿を見ると、懐かしい見覚えのある漢字が多く、
ああ、みんなの20~30代の頃の顔が浮かんでくる。
その後どうしていたのか?どんな成長をしているのだろう。
グラン・ルーは、台湾から回り始めたと言っても過言ではない。
あれから、30年近くも経ったとは。
今回、初めて呼んでいただき講演をしたときと同じ、
台湾の航空会社に予約をした。
ああ、これも懐かしい。羽田空港から唯一飛んでいた国際線・・・。
今回の訪台は、今後の自分の進み方を考えるきっかけになるかも
と思っている。
台湾に最後に足を運んだのは6年前であった。マカオの帰り。
そのあと、コロナが世界を襲い、海外に出なくなった。
ここから、新たな挑戦をはじめる。
自分にとっての、誕生日プレゼントにもなる。
優秀で人間味あふれる台湾の仲間たちに再び会えることは、
本当にうれしい。
言葉の壁は何とかなる。それを教えてくれた皆さんたち。
いつも、加油!加油!と励ましていたあの頃が懐かしい。
そして、台北には、私にとってもっとも大切な聖地がある。
今回も訪ねる予定。そしてこの数年の音楽活動の報告をし、
さらに前に進むと約束をしてきたい。
気が付けば、今年で亡くなって30年。早いものだ。
彼女の存在を惜しみながら、そんなに時間が経ってしまった
とは・・・。テレサテンに会いに行く。これが、台湾訪問時の
いつものミッションのひとつ。
才能を活かす、世界に目を向ける、優しい心と勇気をもって。
台湾、美しき島には、心うつくしい、やさしい人たちが
待っている。
