年下の人とのつきあいの楽しみは、時を経て
成長を感じることができること。
こちらが40代、相手が20代後半。仕事で出会った若者は
その後、転職をしながら、結婚、さらに子どもさんが
誕生。もう5歳になり、来春は入学。そうか~。
この十数年の間で会った回数は何回か数えていないが
その人の人生の節目には必ず会って話しを聞いたり
お祝いしたり、苦労話を聞いたり、激励したり・・・。
気が付けば、すっかり立派な父親として、仕事も子育て
も責任をもちながら、着実にその人らしい人生を
積み重ねてこられたことにしみじみ。
「今の自分は、マーサさんに初めて会ったときの
マーサさんの年齢と同じぐらいだと思います。
あのとき受けたあの印象を思い出します・・・」
どんな印象だったのか。
十数年経ってからも、初対面の時の印象を想い出して
いただけるのは、光栄なこと。
そのときの私と、今の自身を重ねて自分の進む
道を確認してくれている。
人の出会いは印象からはじまる。
そこから、ご縁ある人とは長く続き、生涯の友となる。
心の家族にもなる。
彼の場合は、年の離れた弟というところか。
とにかく会うたびに成長されていることを感じさせて
くれる。
今回は新たな道に進む報告も受けた。
これまでの経験を活かし、大きなステージで
挑戦をはじめる。
明日から新しい勤務先での仕事はじめとなる。
その直前に会えてよかった。
いいときも、しんどいときも、一生懸命に前を向いて
走る若者が、自分の家族をもち、立派に社会の一員
として誰かを支えながら、生きている様は、
ほんとうに頼もしいものだ。
健康に気を付けて、存分に新たな挑戦
をして、また成長した姿を見せてほしい。
そして、私も変わらず走り続ける。
謙虚に学び、大きく生きる。
人生は観覧車のように・・・この軸にあるのは
謙虚さと感謝と、ゆるぎない人生への使命感か。
大きくなった若者と話しながら、そんなことも
頭をよぎった。
人はいくつになっても成長し続ける。
心弟の新たなスタートに心からエールを送りたい。