広い心、利他の心を改めて。

日本人は、鎖国時代に戻りたいのか、やっぱり島国なのか。
そんなことを思う最近の日本。憂いの夏である。

移民の問題は世界的な問題。
生まれ育った国で生きたくても生きられない人が
存在するのには、さまざまな理由がある。
その国の経済、政治の状況が、生活できる家族を養える
環境ではないという理由も多い。
今、日本で介護の仕事をしている外国人の皆さんは、
勉強をして、訓練を重ね、その職業に従事して、
日本の高齢化社会を助けてくれている。という現実も
ある。

また、インバウンドのおかげで、多くの観光客の
訪問で、潤っている観光地もある。

もちろん、さまざまな問題や課題はある。

ただ、一律に外国人がどうとはいえない。

また、自給率が低い日本は、外国との協力関係がなければ
これから、生きていけない。

もう少し俯瞰して、日本が自分がこの世界でどう生きていく
べきか、を考えることが必要。

今、ちまたで一見、耳障りよく、覚えやすい言葉が
もっともらしく、拡散されているが、
人は助け合わなければ生きていけない。
交わって、知り合って異なる存在を知り、理解し合い、
学びながら、成長することができる。

日本は誇り高き国である。とするならば、
その素晴らしい「和の心」やモノづくりの技を
後継者が少なくなってきた国内だけではなく、
門戸を開いて志ある外国の人にも教え、一緒に
遺し、さらに未来向けて発展するように試みるのも
良いことだ。

〇〇ファーストと言い始めたら、その考え方は、
どんどん狭くなって、自分がよければ・・という
ことになっていく。最後は日本人の中で争いが
生まれる。それは絶対避けなければならない。

おかげさまの心があれば、もっと受け入れる器も
もてるだろう。

マナーを知らない人には教える。
それで変わることも多いだろう。
と個人的には思っている。

世界中が利己主義に走っていく。
そこに宗教や教育はどう貢献できるだろうか。

大きなことはできないけれど、
広い心、利他の心は忘れたくない。

SDGsを推進しながら、一方で利己主義を
求める人が増えている。
これは何だろう?

いろんな意味で憂いの夏である。

払しょくするには、自分がブレずに
しかも柔軟に生きるしかない。
そして、ポジティブ思考が一番だ。

そう、今こそひまわりスマイルで!

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