
2月14日のコンサートからもうすぐで5か月。
季節も大きく変わった。
お礼と近況の情報交換のために足を運んだ、長崎市の
旧香港上海銀行記念館。
コンサートはこちらの1階をお借りして開催したが、
2階には台湾(中華民国)建国の父、孫文とその孫文を
支えた長崎出身の実業家 梅屋庄吉のミュージアムがあ
る。
今回は、改めてこちらも見学しながら、改めて長崎と
台湾の関わり、志を持った先人たちの勇気と行動が変えた
歴史を知り、感動。
そして、今の台湾のことが改めて気になり、台湾の友人たち
のことも浮かんでくる。
そんな思いを抱きながら、1階のホールに降りてくると
コンサートでお世話になったスタッフがにこやかに
迎えてくれて、コンサートの日を振り返りながら、そして
話題は長崎の歴史、平和への思い、そして台湾への思い
等に。
話しているうちに、長崎との縁はやはり切れないなにかが
あるという強い確信が生まれてくる。
そして、スタッフから、こんな話題が。
「来年のバレンタインは土曜日です。ランタンフェスティ
バルもこの期間で、長崎はこの時期、大変盛り上がります」
「バレンタインといえば、とコンサートをここで続けて
見るというのは素敵ですね。ぜひ!この建物も歓びます」
思いがけない提案であったが、そうか。またやるか。
やればいい。やらない理由は何もない。
長崎でバレンタインコンサート。これが毎年できたら、
自分にとっても人生のイベントにもなるかもしれない。
来年はこの建物ができて123年だという。これは、
記念すべき年である。そのお祝いも兼ねて良い機会だ。
さっき見たばかりの孫文や梅屋庄吉のことも含め、
台湾への思いも寄せてみる企画も含めても良いかも
しれないし、平和を願う気持ちは戦後80年で終わる
ものでもないし・・・。
ということで、
2026年2月14日。再びこの地でバレンタインコンサートを
すると決めた。
じっくり考えて決めることと、即決してよいことがあるが、
今回は迷わず後者である。
もう新たな来年の楽しみができたとは、なんというしあわせ
なこと、そして来年の2月を想像したら、暑さも少し和らいだ。
この記念館の向かいに立っている孫文と梅屋夫妻の銅像。
これまで、正直あまり意識していなかったけれど、
今回は違った。
台湾加油!(台湾がんばれ!)の気持ちが、長崎で再び
高まってきた。
どんなバレンタインになるだろう。
そう、今日は七夕。サマーバレンタイン。
愛と平和を願う、大切な人を思う気持ちを大切に。
長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム|旧香港上海銀行長崎支店記念館とは
