日々、ハードル上げたり下げたり。

おかげさまでこの仕事は、労働ではないため、同じことの繰り返しはなく、つねに新しい課題に直面する。まだやったことがない新たな課題を与えられ、ときには、自分が自らに課題を課すことになったり・・と、道なき道をつくるというありがたい仕事。
だから、常に想像しながら手探りで前に進む。こうすればこうなるだろうと、見えない世界を現実化する。その過程でいろんな問題が発生、発覚し、それは大変、自分にできるかと自問し続けるなど、気が休まらない。では、このようにここまでやってみよう、こうしたらどうなるか?と日々、模索の連続だ。

と、気がつけば、わが人生は、いつもハードルを前に走っている。前進しながら眼前のハードルが気づかないうちに高くなっていることに気づき、歩幅や助走を調整したり、そのハードルが高く見えないよう自分なりの踏み台を用意したり、飛ぶ角度を変えてみたり、小さなイメージトレーニングを重ねながら、飛べるように工夫する。

とにかく、毎日、走りながら飛び続ける。少しでも飛ばないと跳躍が劣る気がする。

だから、ときにはハードルを下げてもいいから、とにかく飛び続けること。

そして、もちろん、どんどん高く飛べるようになりたい。

気が付けば、昔はできなかったことがいつの間にかできるようになっていた。
そんな成長は、今も可能だと信じている。

人生はほんとうに、障害物競争だ。いや、障害物マラソンだ。

なかなかの体力が要る。

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