ひなまつりが終わった。
といっても、室内にちょっと小さな小物を飾っただけ、
年始に買って飾った梅も葉っぱだけ育って、花をつけないまま・・・
と、とくに特段のまつり気分もなかったが、先日、たまたま、城下町でひな人形を
ずらり見物できたから、十分。
毎年3月3日になると思い出すのが、
「あかりをつけましょ、ぼんぼりに・・・」のあのお歌。
幼稚園のときに初めて歌った。なぜか幼稚園のステージで
合唱した記憶がある。
その歌を、私は学生時代、替え歌にして歌っていたようだ。
「あかりをつけましょ、しょんぼりに・・」
たったこの1フレーズで当時親しくしていた人に
大変喜ばれた。
われながら、いい替え歌だと思ったが、そのことよりも、
そのことを喜んでくれた知人の喜びようが、
今も忘れられず。
だから、ひなまつりというと、
「あかりをつけましょ、しょんぼりに・・・」
と卒豪後、30年経っても、ひとり口ずさんでいる。
歌や言葉で人が笑ったり、元気になるのが
あの頃から好きだった・・。