そうか、文学なんだ~。

毎年思うが、いつまで続く?ノーベル賞。
ノーベル財団、本当に恐るべし。
しかも、世界中が注目する、まさしくダイナマイト級の賞だ。

マスコミや業界の人が予想しているのと外れるのが
また興味深い。
そんななか、今回は文学賞を「歌手」のボブ・デュランが受賞とのこと。
へ?なんで?
賛否両論あるようであるが、まさに予想と反する結果であったことは
間違いない。
歌詞をメロディに乗せて・・。プロテスタント・ソングなるものを作り、歌い継いだ。
反骨の精神だとか、飾りことばではない「メッセージ性」が文学賞として
ふさわしいのだとか・・。

私も歌詞は書く。これと他の言葉紡ぎとどう違うのか?と考えることはある。

ただ、言葉に何かをプラスして(今回の場合はメロディ)伝えることも
広義の文学だとすれば、かなりのアートも文学に含まれることもあるかもしれない。
定義づけが難しくなってくる。もちろん文学そのものも変遷するということなのだろう。

歌詞だけ取り出しても、立派なメッセージになっていれば、やっぱり文学といえるのかな。

いずれにせよ、言葉とメッセージに関わる賞なのだろう。

そういえば、文学部を卒業しても、社会の役に立たないよ。と30年前いわれていたのを
思い出した・・。

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