前にも何度も登場した話題であるが、今回も再び。
人は、客は、商品や店舗はずっと存在するものだと思い、
気を抜いてつきあっている。
必要なときに行けばいい。いつでも、ある。
いつでも買うことができると、思い込んでいる。
でも、ひとたび、店が閉店と聞くと、あわてて
店に駆け込み、閉店まで多くの人が足を運ぶ。
そして、最終日に別れを惜しむ。
そんな経験をこの数年で、何度も見てきた。
特に百貨店の閉店は、何度も目の当たりにして
きた。
これはある程度、閉店告知が早くされるため、
あきらめをもって、閉店までの間、お客も
見送ることができる。
でも、商品の場合はある日突然なくなっている。
きけば、もう終売したのだと聞かされることも
珍しくない。
「へ?あれ、好きだったのに~。」
もちろん数ある商品の1アイテムが切り替わる
ことはよくあることであり、また改善されて
リニューアルされることは良いことであるが、
お客は事前には知らないため、好みの商品が突然
なくなってしまったことにショックをうけ、
他の店に行けばまだ手に入るだろうかと、
探し始めるが、もうどこにも在庫はない・・と
再びショックをうける。
もちろん、時間が経てば、あの商品はこれに
変わったのだと理解されるであろうが、
好きな商品がなくなることは、ファンにとっては
寂しいこと。
なくなるぐらいなら、わかっていれば、
もっともっと買っておくべきだった。
と、そんな気持ちにもなる。
「もうすぐ なくなりますよ~。」
「もうすぐ、生まれ変わりますよ~。」
この伝え方は、タイミングも大変難しい。
惜しまれる商品は、作り手にとって
幸せかもしれない。とも思いつつ、
好きな商品はなくならないように、
せっせと消費し続けないと・・・。
なんでも永久にあると思ってしまう、
あって当たり前と思う。
お客はいつも、勝手なもの。
改めてマーケティングコミュニケーションの
難しさを思ったりする。
なくなると聞くと・・
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