今日はいよいよ、仲間が手掛ける演劇に挿入する音楽の打ち合わせ。
先日送られてきた脚本にやっと目を通す時間をもてた。
こういったものは、コンサル仕事の合間にはしづらい。
やはり頭の切り替えが必要だ。
自分がクリエイターモードに切り替えられる時間をつくり、その
ときに没頭する。
「鴨川リトルウォーズ」。
とある京都の女子高校生たちがくりひろげる、青春ドラマ。
詳細を書くとネタバレになるので、ここらにしておくが、
作品の流れは頭に入りやすく、情景も浮かびやすい。
どこにどんな音を入れたいのか、は今日の打ち合わせで
確認する予定。
ここから脚本がだんだん立体的に時空を超えた唯一無二の
ドラマになっていく。
これは、作家としておそらく演劇を広げていくために、
若い層にも興味をもち、その世界に関心を向け、表現する
楽しみをもってほしいとの願いを込めた作品であろうと
勝手に推察もする。
そして、作家自身の幼少期、ふるさとで育ったさまざまな
思い出、そして夢までのプロセスもほんのり入り混じった
作品であろうとも想像する。
作品の主人公は、作家自身ではないか。高校生時代の
彼女のことは知らないけれど、10代後半の彼女が本当に
話しているようなイメージも膨らむ、そんな作品。
ゼロから何かを生み出す。
これは私も何度も経験してきた。
これは、生み出してしまえば、それだけのことであるかも
しれないけれど、そのきっかけはその人の人生の中に
ある。その人だからこそ表現できることがある。
いろんな既成のものをコラージュする力も素晴らしいけれど、
やはりゼロから生み出す力に敬意を表したい。
AIにできそうに見えるけれど、それは情報の蓄積からの
アウトプットであり、メッセージや思いはない。
人がゼロから生み出すものに、改めて敬意を表したい。
今日は、挿入する音楽の打ち合わせをする。
東京と岐阜でのリモートミーティング。ピアノのそばに
パソコンをおいて。
コロナのおかげで、こういった点は大変便利になった。
素敵な作品づくりに参加できることが、しあわせだ。
クリエイティブな人生をつづけよう。
どこまでもオンリーワンな自分でいられるように。
そして、永遠の青春をともに創る歓びを!
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