ふと、時々、著名な俳人たちの作品が浮かぶことがある。
痩せガエル まけるな一茶 ここにあり。
この句は中学生の頃に学んだものだろうか。
インパクトもあり、リズム感がよく、記憶している。
あまり考えたこともなかったが、誰を何を励ましているのかな
とはずっと気になっていたが・・。
これは、一説によると、カエルを励ましているのではなく、
元気なカエルたちを見て、病気がちだった息子を励ました
作品ということで、父親としてのわが子への愛情が表現されて
いる。
なぜか最近、この句が頭に浮かぶ瞬間がある。
この季節だから、カエルだからというわけではないが。
負けるな。負けるな。
小さなピンチになんか負けるか。そんなものは打ち負かせ!
という自分がいるのだ。
ピンチはチャンス。
生きていたら、いろんなことが起きるけれど、ひとつづつ全力で
善い心で行っていけば、必ずそれは新たな道につながる。
自分の周りにも、いろんなピンチを切り抜けてきた人が多くいる。
ここぞというときに、踏ん張るのだ。
仕事もプライべートも、長く生きていればそれなりに事件も
葛藤も起きるだろう。
でも、負けるな。自分自身に。
自分を一番認められるのは自分だ。
だから、自分に認められるように 進めばよい。
自信・・・。自らを信じるということ、
これが、ピンチを救うことにもなる。
いろいろあっても、命までとられない。
悩みも葛藤もすべて、生きていればこそ!の活動にすぎない。
今日も、
負けるなわたし、ここにあり。
でいこう!
改めて、
「ここにあり」のフレーズが力強く、小気味いい。
負けるなわたし、ここにあり。
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