備蓄米。
何だか古いお米のキャンペーンセールのようになっているが、
いつも並んでいるはずのお米たちが品薄であることが、
本当に気になる。
地元で奮闘されているお米の専門店の品揃えも例年より寂しい
状態。売るものがなければ、商売は成り立たない。
それにしても、なぜ米の小売で生きていかねばならない人たちに
さらに古いお米を提供するのだろう?大手優先。というのも
わからなくはないが、潰れそうで困っている専門店は後回し?
に見えて、心穏やかになれず・・・。
わが家のお米。おかげさまで新潟の人が時々送ってくださって
ありがたくいただいている。ほとんど買わないで済んでいる。
でも、そろそろ買わなくちゃいけないなあ。と考えていたら、
「備蓄米とか色々言って、米不足でお困りかもしれないので、
地元の米を送っておきましたので、食べてください」と
メールが届き、驚いた。新潟には米がたくさんある?調達
できる?なんと、このご時世に人のことまで考えられるとは。
さすが、新潟。その気持ちに心から有難いと思った。
この2日前には、新潟の小千谷の味噌や醤油が送られてきた。
「地元でイベントがありましたので、多めに買いました。
少しですが送ります。味をみてください」
と。割れ物なので、一つ一つエアパッキンで包まれている。
送り主が、私に送るために包んでくださったのか・・と思うと
こちらもジーンときた。
新潟の人は優しい人が多い。
本当に、何でだろう。
お返しは何にするかな?
新潟の人は、米不足でも困らないのかもしれない。
やはり、自給率が高い県である。豊かである。
いざとなったら、新潟か・・。
とにかくありがたい愛をいただいた。
新潟から届く愛。
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