
「鵜飼びらき愛の夕暮れコンサート」も2回目。
あいにくの天気予報通りの雨模様となったが、鵜飼は
予定どおりの開催。
全国からわざわざ来られている観光客にとっても良かった。
よっぽどの大雨、水量でなければ中止にはならないそうだ。
鵜舟にたまった雨水をくみ上げ、準備される鵜匠さんたちの
姿が目にとまる。
晴れの日も、雨の日も・・の仕事。
一方、コンサートは雨模様では屋外で実施できず、
急遽、長良川鵜飼ミュージアムのエントランスロビーに
会場を変更。

写真のように、大きなガラス越しに、金華山が見える。素晴らしい借景、
申し分ない壁紙だ。鵜飼のディスプレイもあり、立派な
ステージだ。
これなら、外で開催できなくても、雰囲気はばっちり。
しかも、天井の高い建物で、マイクなしで、歌声が
場内にほどよく響いた。
前回おいでいただいた方も、初めての方も、室内ならではの
音の良さに、喜んでいただけたようだ。
まさに生音の良さ。心地よい響き。
屋外では音が広がっていくが、室内では音がまとまる。
雨が降ったおかげで、屋内外と違う環境で演奏
することができた。新たな経験がまたひとつ。
演奏していると、だんだん日が沈んできた。
雨は止まず・・・。
先週、川原で聴いたので、とわざわざお出かけいただいた
お客様もおられたり、皆勤賞を目指す常連さんや、
平日では仕事で来れないから…と駆けつけてくださった
方々・・・。
ミュージアムに来館されたお客様もじっと聴きいって
くださった。
雨が降ったおかげで、経験できたこの借景コンサート。
晴れても、ふっても
おもしろうて、おもしろうて・・・やがて・・・。