10年ほど前の話。
新潟のある方と食事をしながら将来の夢を語り合っていた。
「世直しがしたい。もっといい社会にしたい。何か新しい教育の場を
つくりたい・・・自分たちで学校つくれたら、いいのにね」
と、そんなまさに、夢のような話をしていた。
人として、どうかと思うことに遭遇することが多い日々のなか、
せめて、未来を生きる若者には、自信をもって元気に生き抜いてほしい。
そんな思いが共通していた。
その後、それぞれの仕事や日々の取り組みが山積みで、その夢は
具体的には実現できていない。
でも、気が付けば、この10年間、新たに出会った若者(自分より年下)
には、一緒に何かをすることを通じ、人として・・・の部分を伝えよう
としてきたと、実感する。
実際に関わってきた若者たちの顔が浮かんでくる。
自分に会うと元気が出る。がんばろうと思う。
自分らしく生きようと思う。という気持ちを持ち、
いつの間にか自分の夢に向かって動き出している
人たちもじわり増えてきている。
カタチになった学校は存在しないけれど、心の学校はすでに
開校している。そんな思いだ。
これからも、出会う若者たちの思い、考えを聞き、受け入れ
彼らの勇気につながるサポートができればと思っている。
それは、立派な学校。
相手により、ケースにより その科目は違えど、
相手にあわせて寄り添いながら、個別のサポートをする。
ときに、マーサ塾。マーサの会。
時々で、違うタイトルで。
私が伝えたいことは、やはり、「人生は観覧車のように生きる」。
そして、その根っこには、
コミュニケーションの大切さ、人としてのあるべき生き方を
互いにみつめたい。
ゼロイチでもなく、◌✕でもなく、多様な答えを求める生き方、
ひとり一人の個性で輝く人生づくりを応援する存在である。
近々、ある企業で女性従業員さんとのコミュニケーションサロンを
始める予定。
また7月初旬は、恒例となってきた七夕に向けての勉強会も予定
されている。
これも、私にとっては、心の学校のひとつ。
ときに家庭教師のようなときもあるが、それもあり。
カタチはなんでもいい。
生きている限り、できることをし続ける。
人がやらないことを続ける。
そういえば、
すずめの学校という歌があった・・・。懐かしい。