やっぱ、いいまち、にいがた。

新幹線が新潟駅に到着。ドアが開くと、何とも言えない開放感を感じる。
そして、「お帰り」と言われているような気がしてくる。
ここ、ふるさと?そんな錯覚になる。
そして、
10数年前、一緒に新潟にたどり着いた台湾の仲間達が、
「空が広い〜」と感動していたのが、昨日のことのように思い出される。


そう、新潟はやはり空が広い。心が大きくなる。
今回もそう思った。気分がいい。歩いていこう。
歩いていたら誰かに会うかもしれない。

駅から萬代橋に向かう。少し時間があったため、橋の途中まで歩く。

ああ、来た来た。この景色が大好きだ。よく歩いた。
万代橋は私にとって思い出がいっぱい。
わがふるさとを想う曲「みず・つち・ひと」はここを歩いているときに
生まれた。そして、新潟出身のマジシャン クロッキーさんゆかりの端。
いろんなことを思い出すと胸が熱くなってくる。新潟はそういう町。

私はこの町になんと、18年も通ったのだ。通わせていただいたのだ。
いつか、上越新幹線 新潟~東京に乗る最後の日が来るのだと思っていたが、
今も時々載せてもらっている。
そう、新潟との縁は切れない。まだまだ終わらないのだ。

万代橋を見て信濃川に挨拶してから、新潟の仲間と次々に会う。
仕事の課題を聞く。これ困っているから頼む。そんな相談を受ける。
歳月を経て、お互い年を重ねたけれども、変わらない親友は今も現役。
新潟での活動の機会を与えてくれた仲間には、足を向けて眠れない。

引き続き、25年前に起業されたIT企業の社長に会い、その企業の社員とも
しばし交流。
新潟というだけで、親しみを感じる。
なんだろう。

京都と同じ感覚だ。
新潟は、いつの間にか私の心のふるさとになった。
京都、東京に並ぶ自分のふるさと。

気が付けば、まだすぐ帰れないのに、新潟の野菜を買って
いる自分がいる。
そう、東京に住んでいるときも、新潟で野菜を調達するのが
楽しみだった。

にいがた。
なんで、こんなに愛しいのか。
みず・つち・ひと。そう、人だ。

新潟の地、人の魅力をこれからも私なりに伝え続ける。


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