
鵜飼開きを待つ長良川は、その代名詞である「清流」に
ふさわしい青さと、よどむことのない流れを見るものに
与えてくれる。
「ほんとうに、きれいだなあ」
少し温暖化で山の色がおかしいが、山とこの川が
両方楽しめる長良川河畔はふるさとで最も好きな場所
のひとつ。
ここで、鵜飼開きのシーズンにコンサートを行う。
あっという間にその日が近づいてきた。
5月17日、24日、31日の夕暮れ。
鵜飼が始まるまでの間、賑わう長良川夜市とともに、
鵜舟の登場を待ち、歓迎したい。
ということで、夕暮れの屋外コンサートということで
改めてその場所に向かい、どんな景色に見えるか
どんな構成にしたらよいかなどをイメージしてみる。
撮影などのロケハンはあるが、コンサートのロケハンとは。
信長のいた岐阜城を見上げ、歴史を越えたロマンチックな
気分と、この清流の恵みを与え続けてくれるふるさとへの
愛をここで表現できたらと思う。
外で演奏するのは、久しぶり。(そのときは雨の信濃川・・・)
最高のステージ。
生きていたらいいことがあるもんだ。
両親がいたら、最高に喜んだであろう、
いやいや、彼らは岐阜城から、信長たちと一緒に
見ているに違いない。
と、思うことにする。
ここで、鵜飼のイメージソング「やがて・・・」も
もちろん演奏する。
鵜飼びらき 愛の夕暮れコンサート | うかいミュージアム
