おもしろうて、やがて・・・の夜を運ぶ。

三回目の正直とはこのことか。
「うかい開き 愛の夕暮れコンサート」5月31日最終回は、
おかげさまの好天となり、会場の長良川右岸プロムナード
にも多くの人が集まり、予定通りの開催となった。
テントも外し、空も川も山もそのままつながっているような
天然のステージ。そこで演奏をした。鵜飼がはじまるまでの
ひとときを、こんな風にお客さんと一緒に楽しめるとは・・・。
コンサートに足を運んでくださった方はもちろん、道行く人たち
にも耳を傾けていただき、ある人は踊りながら、立ち止まりなが
ら・・。と、それぞれに楽しんでいただいた。
閉じた会場でじっと座って聴くコンサートとはまた違う趣き。

心配された風も、本番のときには収まってくれて、まさに
皆さんのおかげで無事、終了することができた。
ザビエルもフロイスも、信長も見守ってくれたのだろう。

3回とも通ってくださった方には、毎回違う天気、プログラムで
愉しむことができたとのお声を。初めて来られた方にも歓びの
声を多数いただき、まさに交流型のコンサートができた。
昭和生まれだけでなく、2000年生まれという若い方にも最後
まで見守っていただけた。団子を食べながら鑑賞されていた
姿が印象的。まさに楽市でのコンサートだ。

主催者の長良川うかいミュージアムの皆さんにも会場づくりを
始め、大変お世話になり、今年前半の一つのミッションは無事
コンプリート。

片付けを終えての帰り道、鵜飼いを見る客船たちの灯りが
見えた。
すっかり日が落ち、川の雰囲気も変わる。
まさに、
おもしろうて、おもしろうて、やがて・・・がはじまるのだ。

川の流れのように、わが人生も。
さあ、夏を元気に乗り切って、秋の日にふたたび・・・。

多数の応援、大変ありがとうございました。

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