変わらぬ年齢のまま。

若い頃、大変お世話になった方が亡くなって、もう30年。
もう、そんなに経ったのかとしみじみ・・・。

最近聴いた曲。今は亡き愛する人との思い出を
辿った曲。そこに「時は形のない生き物・・・」と
いう歌詞があり、深く納得、そして感動した。

時はいつも流れながら、ある瞬間、その時に
戻ることもできる、消そうとしても消せない、
自分の中に生き続けている。
不思議な存在、まさにイキモノである・・。

話を戻すが、お世話になった方は亡くなって
30年経っても、年は取らず、30年前のままの
年齢だ。だから、いつの間にか私はその年を
越えてしまった。

そして、両親たちもあの日から、もう年をとらない。
ずっと同じ年齢のままだ。
自分だけが、そこにどんどん近づいていく。

年を重ねるということは生きているということであり、
時を重ね、終わりに向かっているということでもある。

そして、人の命日とは、
もうここから、年はとりませんよ。
という、その姿を見ることのできない、新たな命の誕生日
なのかもしれない。

そんな風に命日という記念日を自分なりに
解釈してみたら、悲しさが少し和らぐような、
もっと悲しくなるような・・・。

生きていると、先に旅立った人たちの年齢に追いつき、
そしていつか追い越すこともある・・・。

そして、その先人を思い出す瞬間は、自分も昔の年齢に
戻る。
そんなとき、あの頃に戻りたいなと思うのである。
今日も、そう思っている。
ちょっとだけ20代の頃の自分に戻りたいな・・と。


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