新潟の仲間からのメールには、地元紙の一部が
添付されていた。
「残念なお知らせです・・・・」
そのメッセージに恐る恐る添付を開き、しばし言葉を失った。
ああ、そうかあ。ああ・・・。
2年前の今ごろが、最後のメールとなった。
病を患い、会食も控えているので・・・。と近況を
綴りながら、また新潟でお会いしましょう!
とあったのに、会えないまま・・・の別れとなった。
二十年前ぐらいからのおつきあい。
豆菓子づくりをひたむきに取り組んでこられてきた
方。OEMが中心であったけれど、自社製品開発も積極的で
ついつい、自分も業務での支援を越え、個人的にも応援
していた。
ありがたい言葉を思い出す。
「想人」という曲を新潟市内で初披露したとき。
しみじみと聴いてくださり、
「これは、売れるわ」の一言。
そんな売れる売れないを、こだわっていなかった
けれど、そのしみじみとしたひとことが嬉しかった。
その後も、豆菓子の新商品について情報交換をしたり
販売されている売り場をみつけてはレポートしたり、
とにかく挑戦の人であった。
老舗企業らしく伝統を守りつつ、この方は時代の変化
に対応し新たな挑戦を続けた。
うれしかったのは、あるコーヒーショップチェーンの
コーヒーについてくる小さな豆菓子への採用。
「この豆菓子、知り合いの会社が作っているんよ」
と喫茶店での話題にするのも嬉しかった。
とにかく、私の中で豆菓子といえば、その人が浮かぶほどに
印象的な存在だった。
まだまだ会えると思っていたのに、
2年以上お会いできず、のお別れは本当に寂しい。
笑顔と声を思い出し、感謝を込めて
ご冥福を祈りたい。
豆といえば。の人へ
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