
昨日7月24日が祇園祭の鉾巡行とは忘れていた。
そうだ、京都の三大祭りとしてあまりにも著名な祇園祭には、前祭と後祭がある。
全国的によく知られているのは前祭で16日の宵山、17日が鉾巡行はお馴染み。
これで祇園祭が終わるのではなく、ここからは後祭。そして昨日が後祭の鉾巡行
当日であった。
まったく意識せず、イベント計画をしていたのであるが、まさに当日であった。
少し早めに移動していたため、幸運にもたまたま通る予定の交差点でこの光景。
市役所前の改札を出て、地上に出るあたりから、お囃子の音色が響いている。
これだけで、祭り気分が一気に高まる。
ああ、京都の夏やなあ。仕事の合間に、見る山鉾。
ふと40年前のことが思い出された。初めて見た祇園祭のこと。
当時、四条麩屋町の角にあった会社でバイトをしていた。
鉾巡行の日は、そのビルから四条通を東に向かって進む山鉾を間近に見ること
ができ、従業員の人たちもそわそわして、オフィス内もお祭り気分。
当時、まだ京都の住人になって間もない私にとっては、ああこれが京都か。
観光客だけでなく、そこで暮らす人にとってのお祭り気分にふれることが
嬉しかった。もう夏やなあ~。
うちわがよく似合う京の夏祭り。
思いがけず目にすることができたのは、11基のうちどちらの鉾かちょっと
わからないが、とにかく美しい。時間をかけて準備、練習され本番に
臨む地元の皆さん。心ひとつに京の美を観客に伝えておられる。
まさに動く美術館。
予期せぬこんな時間をいただき、心が満たされ、暑さも吹っ飛ぶ。
巡行している皆さんの暑さに比べれば・・・。夏は暑いもんだ!
祇園祭は31日まで続く。
暑さは勘弁してほしいと思いつつも、やっぱりこのお祭りは格別。
これからも受け継がれることを心より願い、すべての関係者の
みなさんに感謝したい。
各地で開催されるそれぞれの夏祭り。
それぞれの思い出が、人生が重なる
心もあつくなるとき。