
平戸を訪ねたときの写真が出てきた。ザビエル教会の前に立つ像だ。
フランシスコザビエルは、鹿児島上陸後、この地にも立ち寄った。
その後、日本各地での布教を行い、アジアへの展開を目指したが、
1552年12月3日に、中国の広州湾の上川島で帰天した。
志半ばであっただろうと想像すると同時に、46年の人生だったと
聴くと、短い一生をフル回転で駆け抜けた、その偉業に改めて
頭が下がる。
そして今日、日本にクリスマスが根付いたきっかけは、まさしく
ザビエルの存在であると思うと、ものすごい影響力であると感心
する。もちろん、ザビエルがしたかったことは、今日のような
クリスマスの盛り上がりとは違っていたであろうが。
いずれにせよ、自分にとっては、記念日が同じということで、
それに気づいた日から、特別な存在になった。
そして、旅する先々で、ザビエルとの縁を感じることも多く、
勝手に人生を豊かにさせてもらっている。
クリスマスで賑わう12月。
今日は岐阜新聞での今年最後のロビーコンサートとなる。
街中にはクリスマスソングが多く流れるが、私はザビエルを
讃えてつくった曲「フランチェスコの夢」を演奏しようと
思う。
世界の平和、救済を願って布教したであろうザビエルの
思いを想像しながら、改めてその存在に感謝を込め、歌い
弾きたいと思う。
今日のコンサートは
総務局:ロビーコンサート | 岐阜新聞デジタルhttps://www.gifu-np.co.jp/ud/soumu/page/lobby_concert
過去の演奏の様子は、こちらのページのYouTubeでも
ごらんいただけます。
https://www.mahsa.jp/creation/
改めて、音楽を通じ、人々が平和に、幸せになれるよう。
そして、ザビエルのようにはなれないけれど、
周囲の人に少しでも、元気や勇気を与えることができたら・・・。
と書きながら、あかぎれが沁みる、ピアノ弾きには痛い季節・・・。



