おかげさまで、年内、国内でのコンサートはすべて終了。
と書くと、なんだか一人前な感じであるが、今週末、
台湾での初トーク&コンサートを予定しているため、
そういう意味では、まだ年内活動は続く・・・。
それはさておき、昨日の岐阜新聞でのロビーコンサート。
寒くなってきたにもかかわらず、大勢のお客様が
駆けつけてくださった。
今年出会った人、何回も聴いてくださっている人。
始めた頃は、母が元気で宣伝部長で、仲間を引き連れて
きてくれたが、今はお客様も入れ替わり、存じあげない
方もいるが、時には岐阜駅に向かう途中で、声をかけて
いただいたり、コンサート縁が広がっている。
演奏は前にも書いたとおり、ザビエルに捧げる曲も
含め、コンサートのテーマにもした
「歌のブーケをあなたに」をラストナンバーに
平和と愛を胸に、演奏で自分なりの1年をまとめた。
1曲ごとにあたたかい、心のこもった拍手をいただき
伝わっていることを実感した。
演奏が終わったら、「柿食べますか?」といかにも
岐阜らしい差し入れをいただいたり、地元の珍しい
食品やお菓子をいただいたり、本当にあたたかい
気持をいただき、うれしさが沁みた。
そして、帰り際に「ブーケ、いいですねえ。」
「ありがとうございます」と
ニコニコ顔で声をかけてくださったり。。。
さらに、
「最後に演奏された 『歌のブーケをあなたに』を
歌わせてもらってもいいですか?」
との相談もいただいた。
自分がつくった曲を一度聴いた方が、感動して
ぜひ!と思ってくださったとは・・・。
聴いて、歌詞を見て、ああ。と思ってくださり、
感じて下さり、ご自身のステージで歌いたいとは・・・。
クリエイター冥利に尽きる言葉である。
聴いてくださったひとり一人の心に
ブーケが咲いていたら、うれしい。
自分の活動が小さい観覧車ではあるけれど、
確かに回っていると実感できるとき、
ああ、生きてきてよかった、やってきてよかったと
思う。
音楽に感謝する朝。
そう、今日はわが初恋の人?ベートーベンの
255歳の誕生日。
この方のおかげで、今の自分が在る。
ベートーベンにも歌のブーケを贈りたい。
ドイツのボンの生誕の家を思い浮かべ、感謝をささげたい。
(下の写真は、ベートーベンの生家)





