お騒がせな男たち

いやはや、ミサイルが発射されたとの速報で朝を迎えるのは
本当に困ったものだ。
メディア各社が一気に騒がしくなる。
朝いちばんのコーヒーがまずくなる。
自分の1日のスタートへの影響を考えざるを得なくなる。
静かな朝が一変する。本当に迷惑行為だ。

まずは、国内に落下しなかったので、良かったが、
この行為自体が許せない。
本人は、自身の行動で世界が動揺することを喜んでいるのだろう、
世間が騒げば騒ぐほど、思うつぼなのだろう。
世界の中での自分の存在を示す方法がこんな方法しかないのか。
と思うと、本当に嘆かわしい。

一方、そのターゲット側にも、ミサイルこそはまだ飛ばしていないが
意味不明の言動を続けているリーダーもいて、この方も
何を言い始めるやらと、周囲は不安であり、市民国民の多数が疑心暗鬼・・。

このお騒がせな二人の関係、これからのやりとりが不気味だ。
その間にいる日本は危険な位置にいる。
お騒がせな男たちを制することができないのか、
涼しい声で
「断固と非難します」
と何度言っても、本人には届いていないだろう。

ああ、お騒がせな男。幼稚であり、稚拙な人々が各国のリーダーとして
君臨している、もう世も末・・。異常気象と同じように、異常人事の時代。

・・こんなことに振り回されず、
とにかく、平和な朝を大切にしたい。

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24時間世界を見る、わが世界を知る

世界のニュースを眺めているのが好きだ。海外に行ってホテルでは必ず
ニュースを眺め、言葉がわからなくても、映像でその様子を察知し、
行動の参考にもした。
自宅にいるときも、NHKのBSの世界のニュースは毎日欠かさないが
NHKの目で選定されているため、世界中の情報を知るには足らないし、
偏っているかもしれない。
このたび、アマゾンで面白いサービスを知り、導入した。映画や音楽が
見放題、聴き放題であるのは知っていたが、そのなかにニュース番組
もある。BBCは日本でおなじみのため、それ以外のものをセレクト、
ユーロニュースなるものをダウンロード。
24時間、ヨーロッパから見た世界の情報が流れ続ける。
そう、パリででも、フランクフルトででも、ナポリでも、リスボンでも
見ていたユーロ共通のチャンネルだ。
テロの危険があり、最近はしばらく足を向けていないが、
このニュースを見れば、今のヨーロッパ全体の様子、またユーロから
見た世界の情報がわかる。
ロシアのことも出てくる。
北・南アメリカのことも取り上げている。
アルゼンチンの様子も時折わかり、ドキドキする。
オーストラリアも含まれている。
時折、韓国や北朝鮮などの緊迫した話題も取り上げられる。

日本のことは、ほとんど話題にならない
東日本大震災のときはもちろん取り上げられたはずであるが。
それだけ、平和で危険なニュースがない、日本という国。

今、最も心配はアメリカのハリケーン。

そにかくこのユーロニュース、しばらく楽しみたい。
字幕なしのニュース、耳で英語を流し聴きしながら
映像を時々目にする。
今の世は、ほんとうに便利だ。
アマゾンさんは、困ったさんであるが、この点は私にとって
ありがたい存在だ。

と書いたら、北朝鮮のミサイル報道。
緊急時、流すのではなく、しっかり見るときは、NHKも
もちろん必要だ。
とにかくいつも、世界の動静を見続け、正しい世界観を
持とう。

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密葬への共感と、自分らしさの追求と。

会社員時代に出会ったK子さん。お互いに30代前半で脱サラをし、自分の
思う道を歩んできた。という点では共通しているが、私と違ってK子さんは
コツコツ努力の人。ダンスから韓国語から、石鹸づくりから、そして現在はコーチング。
とことん学び、プロを目指し、やり切るというところが本当に素晴らしい。
大病を患い、本当に苦しい時期を乗り越え、いつも前向きでいつもまっすぐで。
また人とのコミュニケーションを心底大切にする人で、いただく手書きのお手紙が
うれしく、何年も会っていなくても、心は通じ合っていることが、とても嬉しい。

そんな彼女から手紙と手作り石鹸が届く。久しぶりの近況報告。
この春、
お父様が亡くなられた。その前後の様子が書かれており、家族で何年も話し合って
密葬、樹木葬にされたということを知り、ああK子さんのご家族らしいなと
思った。
私と同様、子供がいないため、もう家系はそんなに遠くない将来に途絶える。
だから、シンプルにしていきたい。このことをお父様の生前から、お母様と
一緒に話し合ってきて、そのとおりにした。ということ。

ああ、一番いい送り方、送られ方。
常に真の意味で前向きで、自分らしく進むK子さんらしい。
久しぶりに彼女に会いたくなった。
密葬。いい終わり方だ。伝えておかないといけない。
ビジネス的な終活ではなく、静かに人生のカーテンコール。
K子さんのお父様のご冥福を心からお祈りしたい。
そして、シンプルにそして強く生きる
彼女のこれからを、ずっと応援していきたい。

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秋のステージがもうひとつ・・・小千谷で開催


来たる10月7日(土)午後、小千谷の観光交流拠点サンプラザで、秋のふれあいコンサートを
行います。地元のロータリークラブの皆様のご尽力により、実現の運びとなりました。
どなたでもご参加いただけます。お誘いあわせの上、お出かけください。

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心機一転の「赤」


バンコク在住のKIYOSHIさんとは、台湾で出会って以来の
十年以上のおつきあいで、会う回数こそ少ないが、いつでも通じ
合える、いい心友であり、やり手の弟であり、尊敬すべき人生開拓の人だ。
18歳からふるさと倉敷を出て、約30年。イタリア、NYから中東、
そして台湾からバンコク・・。地球一周して、アジアに戻ってきたが、
彼の夢はイタリアへ住むことと聞いた日が今も懐かしいし、彼のこと
だからきっと実行するのではとも思っている。

先週、シンガポールから新潟へ戻り、飲食業を営む人に出会い、ふと
シンガポールにもよく出張しているKIYOSHIさんは元気か?と
気になり、久しぶりにメール。するとこの赤いソファの写真が付いて
戻ってきた。
最近、新たにオフィスを移転したそうであるが、
なんとも何もない殺風景な部屋だったので
この赤いソファを買ったそうだ。そのとき私のこともなぜか思い浮かべて
くれたとのこと。
赤はマーサ・・とは、光栄だ。ソファがマーサでも、もちろんいい。

オフィスに赤いソファがあるなんて、気が利いているし、パッションが
伝わるし、いい交流ができそうだし、さすがのチョイスだ。
お互い、この十年、いろんな変化があった。イケイケ時代もあり、
パワフルすぎたのも当時の共通点であったが、少しづつ変化していった。
富だけを追いかけるのではなく
心の豊かさを大切に生きたいと思い始めているのも、共通している。

赤いソファ。
KIYOSHIさんらしい。
異国で、でも同じ空のもとでいつも逞しく生きている彼のことを
応援している。
そのうち、ふるさと倉敷か、名古屋か・・バンコクかで再会できる
だろう。
赤の心機一転。そう赤は元気を勇気を与え、血流をよくするエナジーカラーだ。
新しい拠点で、また新たなチャンスをつかみ、彼らしく仕事を、人生を
エンジョイしてほしい。

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「愛の元気人」8月分 本日オンエアです。



ハッピーコミュニケーションプログラム「愛の元気人」8月分は26日18時よりオンエアです。
今回の「にいがた元気人コーナー」ゲストは、
割烹岩松の斎藤社長、なんばん味噌のすずきやの3代目店長 鈴木紀夫さんです。
スーパーポジティブなお二人の楽しいトークをお楽しみください。
FM KENTO 愛の元気人

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「なんで、ずっとハイテンションなんですか?」

セミナーや講演など人前でお話ししたり、パフォーマンスをする仕事では、
とにかく、そのときは伝えるべきこと、伝えたいことをいかに伝えるかを
工夫しながら、何度も何度も推敲、その時その時の観客、受講者を見ながら
話したり、演じたりするのだが、とにかく毎回、一生懸命やる。

こちらは何十回、何百回やっていようが、お客様は毎回新しい。
また内容も変わる。同じことを言うにしても、相手が変われば
少しでも変えようとする。
いつも同じことをずっとやっていては良くない。
ある意味、自分になれ合いになってはいけない。
相手が変われば、毎回「初めて」なのである。

今回もある製造業の組合での講演機会をいただいたが、とにかく一期一会で
臨んだ。構成も自分なりに工夫、参考になる企業事例も用意したく、
周囲の協力も得ながら、オンリーワンのコンテンツになるよう準備した。

おかげさまで、受講者のみなさんに熱心にお聴きいただき、協力いただいた
発表企業のプレゼンも含め、全体的にうまく収まったと一安心。
その後の懇親会で、ある受講者から言われる。
「あのー、すごいテンションですね。ずっと最初から最後までハイテンションですね。
なんで、そんな風にできるんですか?疲れませんか?」
そう、話を聞くだけでなく、この話しぶりとか、話し方とか、自分の様子を
観察されることもあるのだ。
内容だけでなく、見た目というか、こちらが発信するすべてが相手には
見られるのだ。
「こういう仕事ですから、伝えることが仕事ですから、伝えたいと思うと
こうなります。またこれが自分のスタイルです。
お客様にそれが伝わり、喜んでもらえたらそれが次へのパワーになるので
疲れより、喜びが多い仕事と思います。その喜び、やりがいがテンションに
つながるのかもですね」
という感じの答えをした。
日々一生懸命営業をする、話をするというのは駆け引きであり、疲れる。
だから、休日は引きこもりたいぐらいだ。とその方はおっしゃった。
よくわかるな~。一生懸命とは本当にパワーを放出するのだ。
ハイテンションと思っていないが、ハイテンションに見えるんだ。
と、自分のパフォーマンスを改めて振り返り、どう見られているか、
どう見られるか。そのことはコンテンツと同じぐらい重要であることを
改めて確認。
見られる、聞かれる、そしていいことを吸収していただく。
ますます磨かねば。
テンションのキープ。無意識だけれど、この見えない温度が伝わっているのだ。

お客様が何を

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「夫婦で二毛作」という幸せ。

ある女性とお会いした。
昨年末に自宅でカフェをオープンされたとのこと。
すべて手作りが売りで、摘み立てのハーブティーにあう
お食事やスィーツなどこだわりのメニュー。
住宅地であるのでご近所さんに来てほしいと当初は思っていた。
でも、近すぎると非日常にならず、予想は外れ・・・
利用者もまだまだ・・とのお話し。
そう、カフェというのは、非日常の時間、場所であることが
大切。
今では大人のサードプレイスというのも必要であるが、
あまり近所だと、気分転換もむつかしいかもしれない。
そんなことからも、もっと遠くからでも来てもらえる店に
したいとの考えに変更。大いに賛成だ。
一方、その方の旦那さんが鉄道マニアで、自宅の八畳間に
ジオラマをお持ちだそうで、これはなかなか売りになる。

ということで、「夫婦で二毛作」を提案する。
夫婦好きなことを、バラバラになんとなくやっているのではなく、
昼は手作りカフェ、夜はジオラマバルなんて。とてもいいのでは?

など沸いてくるアイデアをお伝えしていくうちに、
最初、元気がなかったそのオーナー、みるみる元気に
なられる様子がうかがえた。

ご主人の体調もおありになり、いかに支え、一緒にがんばるか。
と気を張って、暗中模索しながら、奮闘されてきた様子を勝手に
想像する。

1時間ほど話をしたあと、「ああ、元気にがんばれます。」と
力強く宣言され、でも目はうさぎのように・・。
それを見て、こちらももらい泣きではなく、
もらいうさぎちゃん状態に・・・。

夫婦で一緒に取り組めることがあるというのは幸せなこと。
今できること、今のうちに。どうぞがんばってくださいね。
初対面なのに、気持ちがどんどん入っていくのが不思議だ。

夫婦一緒に。支え合いながら、励まし合って・・。
きっとうまくいく。
影ながら応援し、やってよかったね~と夫婦で喜ばれるよう
見守らせていただきたいと思った。
森のマミーさん、がんばってください!

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一緒に生きていたいから、がんばる。

ある仕事がはじまる。
秋のコンサート。町に住む人たちに集まっていただき、
音楽を通じ、楽しんでもらおうという楽しい企画。
そこにお声がけいただいた。
私の出身地でもなく、住んだこともない町であるが、
何度も通ってきた。
そこに生まれ住んでいる方との出会いから、今回の
企画が実現となった。
私はその人との出会いから、その街を知った。
その人との交流のなかで、この町が好きになった。
だから、この町での今回のコンサートはその方がいて
の話であり、その出会いがなかったらこの話は生まれなかった。
その人に元気になっていただきたいから、
その人に感謝したいから、このコンサートをやる。
地元の有志のみなさんも同じ思いでおられると思う。
ステージで特別にその人のことを取り上げることは
しない。ご本人の希望でもあるから。
それよりも、参加いただいた方全員に喜んで
いただけることを行うことが、その方への恩返しだと
思っている。
とにかく、楽しいステージになり、その方が元気になって
寿命が1日でも1年も、5年でも伸びてくれたらと
いう思いでいる。
そして、来年もやりましょう。と言えたら・・。
一緒にいろいろしたい。
いろいろ議論したいし、話したいし・・・食事も
したい。好きなワインでカンパイもしたい。
そのために今年、がんばる。
と、どんな楽しいステージにしようかと、あれこれ
模索をはじめる。

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医者は技術サービス業。

瞬時に痛みをとってくれる医者がいたら、それは最高だ。
でもそんな願いはなかなか叶わない。
また、いいドクターがいる医院はやたら待たされる。
人気があるから一人のドクターに対し、半日では見きれない程の患者が先生を頼って訪れる。
このたび、評判の良い医院を東西掛け持ち利用している。
どちらもリハビリ設備も充実し、先生の腕も確からしい。そして、理学療法士が熱心に
面倒見てくれる点も良い。

好きな先生は、腕よし、対応よし、熱心で丁寧である。両院ともかなり待たせるが、私が好きな医院は、
「お待たせして申し訳ありません」という姿勢が伝わってくる。
東京のその医院では、いつも待ち時間が表示され,
200分以上の待ち時間というのには、
最初は驚いた。しかし、表示がしっかりしており、待合のシステムもできているので、
途中外出したり、ネットで残り待ち時間を確認することもできるなど、工夫されている点
で気持ちよく諦めもついた。
一方の医院では、混んでいるから待てば良いというそんな態度が、受け付け担当からも伝わってくる。
受付のスタッフの言葉遣いも敬語ではなく、タメグチだ。ここも大切なんだけど・・。
この態度で、患者のこの医院への好感度はかなり変わるはず。

今回、利用している医院で、希望していたいつもお世話になっているいい先生に当たらず、
代わりに、たいそう年老いた、椅子にふんぞりかえって座り、一目でえらい人なんだな!とわかる
肩書きの人に当たったが、こちらはたまらなく痛いからきているのに、「痛いのはあたりまえ、
気にするな、50にもなれば走れん車と同じ、そこらの車の博物館入りになる車と一緒だ。
クスリとリハビリやっとけ。へ?どんな仕事している?大したことない。痛い痛いと気にすると、
うつになるぞ。そこにある資料読んだか?」
腱鞘炎の説明チラシに目を向ける。チラシを読めではなく、今日の痛みを説明してほしいに
・・・こちらの心に反することだらけの、決め付けと否定の会話。
患者を馬鹿にした診察だと不快感でいっぱいになった。さすがに早く退散しようと思い、
また、あとで思えばそこで横っ面でもはってやりたかったという感じであるが、
そのひどい接客を、看護師たちは見守っている。
なんだ?ここは?この先生はなんなの?老害?来なきゃよかったと後悔した。
まずくて、接客の悪いレストランに行ったあとの後味より、痛みがある分もっと悪い。
どんな有名スポーツ選手が来ていようが、立派な設備があろうが、いろんな役職をやってきていようが
関係ない。

患者は痛いから、辛いから来ているのだ。
医者は技術も設備ももちろん大切であるが、それ以上に励ますとかちゃんと説明することで納得し安心でき、
痛みが消えることがあるはずだ。
二度とあの医者の診察は受けまい。
他の患者にもそんな風にやっているのか。
と怒りが沸騰しそうになった。

が、冷静に考える。
医者は選べばいい。
自分がいいと思い、信じられる医師に出会うのは大変難しい。口コミを
頼りにしても、人それぞれ症状や嗜好が違うため、感じ方は異なる。
ああ、そうだ。全ての医者が日野原先生ではないんだ。みんな、ああだったらいいが、
そんな人ばかりではない。
一緒にしてはいけない。

技術優先でなく、サービスも大切にできる医者がいい。
そうなると近いから、だけが選択理由にはならない。
医者は技術も含め、人の命、カラダを支えるトータルサービス業だ。
本当にむつかしい仕事だ。
技術よし、それ以上に患者に寄り添る、そうしようとされるドクターを尊敬する。
これからも、行きつけの医者を探し続ける。

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