
長崎の大村で農園を営む卓ちゃんとのつきあいはもう20年近くになる。
当時、農業青年の組織に属していた20代の彼との出会いは、新潟から
始まり全国的な活動に広がった、広報の勉強会。
東京、札幌に続き、長崎での実施。ここから、長崎とのご縁がはじまり
今に至っている。
なので、自分にとって長崎との最初のつながりは、「いちご」なのである。
長崎に行くといえば、帰りに空港で待ち合わせし、物々交換をする。
卓ちゃんはいつも、とれたてのいちごをもってきてくれる。
そのままいちごが入った箱を機内に持ち込むと、客室乗務員の方から
「いちごですか?いいですね~」と必ず声をかけられる。
この赤い宝石は、誰にとっても幸せの平和のシンボル。
今年のバレンタインコンサートでのお土産にも利用させていただき、
次もその予定。
大村の地で家族経営されているいちご農家を親戚のようにずっと
応援しながら、縁が続いている。
クリスマスはいちごの需要期でもある。
京都のケーキ屋さんにきいたら、今週週末あたりから、忙しくなる
という。いちご農家も、このタイミングにあわせて、ケーキ用の
イチゴの需要が高まるとのこと。
やはりこの赤い宝石は、1年の締めにも欠かせない大切な存在。
今回卓ちゃんより受け取ったいちご。大きな一粒を大切にいただきながら、
ほんとうにこんなにきれいな色で、カタチで、そして味わいよく・・と
そのバランスのとれた存在に感激する。
そして、自然の力は、農家さんの力は凄いと改めて感謝の念を抱き、
活力をいただく。
いちごを通じて、長崎との一期一会を重ねてきた時間。
それは平和や愛をたずねる道でもある。
赤い宝石。これからお店のショーケースで多くみつけることだろう。
気持もわくわくする。
寒い日も暑い日も、自然と向き合い地道に仕事をされている
農家のみなさんに心から感謝を込めて。
いちごいちえ。これからも大切にしたい関係だ。



