名乗らない接客。

お店の予約や連絡・・など電話で行う場合は、
必ず最後に名前を聞くようにする。
何かあったときの場合にだ。
「いついつ、誰にご連絡しましたので」と、
言えば、確実だ。名前が共通のサインにもなる。

ホテルや一部のレストランでは、電話に出ると
「●●の〇〇です」と
自分から名乗ってくれる。
これは安心。それを聴くと、ここは一流だと
思える。責任をもってお答えします。という態度が
見える。できれば、電話での接客となればそうで
あってほしい。

電話でなくネット上のやりとりでは、履歴が残るので
担当者の名前がわからなくても、なんとかなる。
記録が残ることはとても重要。

一方、対面での接客。
上に書いた電話でも名前を名乗ってくれるような店、ホテルでは
スタッフは胸元にネームカードを付けている。
ファーストフード店やカフェでは、ニックネームで
やりとりすることもあり、カジュアルである。
また個人情報だから・・・とネームカードをつけることを
必須としない企業もある。付けている人、付けない人が
いる店もあり、同じ店なのに?と不思議に思う例もある。
ここは、正直難しい。

今どきの接客は、このような状況のようだ。もちろん全てではない。

最近、ある店に電話で連絡をした。
対面で先にお願いしたことの一部変更を、対面のときとは
違うスタッフに説明をしてお願いをした。
話しながらも、電話だから大丈夫かな。
と思い、最後に
「念のため お名前教えてもらえますか?」
と言ったら、それまで機嫌よく接客していた若いスタッフが
電話口でフリーズしているのがわかった。
「…誰の名前ですか?_」
「あ、あなたのお名前です。何かあったときにお名前が
わかっていると間違いがないと思うので・・・」
と言ったら、
「いやー、大丈夫ですよ。ちゃんと伝えておきますので」と
最後まで名乗らなかった。
正直、とてもビックリする接客であった。
そこまで・・・個人情報が優先される時代なのか・・・。

今の時代では、それが当たり前なのだろう。
名前を告げるということは、仕事に責任をもつこと
でもあるが、そんな常識のは通用しないのだろう。
名前がわかれば、いいことがあれば、もちろん褒める。
感謝する、いい意味で身近になる。
別に本名でなくてもいい。役者と同じだ。

やはりちゃんとした店で対応を受けたい。
ちゃんと と言うのは、教育がしっかりしているお店である。
人手不足なので、そんなことも言えないというのが店の
実状か。いてくれるだけでいい。という例も多いだろう。

なかなか、接客もむつかしい時代になった。
やはり接客業では「名前を呼んでほしい」ぐらいの人に
お客様に感謝される仕事をしてほしいと、改めて思う。
そんな環境で自分も育ってきたし、今も名札を付けて
頑張っているおもてなしの達人が多くいる。

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